元コンボイの右近良之さん率いる「オハヨウ劇場40分!Nippon朝女芝」という団体の企画、「稽古初日」を観てきました。


次回わたしの作品を演じて頂くので、どんな企画なのかと、ご一緒する女優さんたちの研究を兼ねての観劇。

いやーーー、もうめちゃくちゃ素敵な作品で後半ずーっと泣いてました笑い泣き笑い泣き笑い泣き




演目は村松みさきさんの「花火の陰」。
脚本、世界観の素晴らしさに加え、キャスティングされた役者さんたちのハマり方が絶妙で!!


本企画をご紹介くださった彩木りさ子さんをはじめとする朝女芝のメンバーはもちろん、ゲストの方々がまた達者で魅力的で役にピッタリ。


役者さんたちも、当日に配られた初見の台本で配役もその場で知るという、ガチのよーいどん企画。

これがスリリングなんだけど、いかんせん本の力と役者さんたちの魅力でグイグイ引き込まれて、マジで一本舞台作品を観たくらいの大満足感✨




村松さんの優しく温かい世界観、役者さんお一人お一人が積み上げてきた時間と経験と芝居愛、主催者右近さんの祈りに近い想い。そしてそれらが総合して起きる、客席とのまろやかな化学反応。


そのどれもが素晴らしく優しく温かくて、エンタメの役割、存在意義を痛感しながらオイオイ泣きました。


失礼ながら作・演出の村松さんのお名前は初めて知ったのですが、お客様への心遣い、キャスト陣へのフィードバックの伝え方、お話の端々に滲む周囲への細やかな配慮から、素晴らしく聡明で、表現者としての才能はもちろん人間的にも魅力のある方なのだろうというのが伝わってきました。


30代の若く瑞々しい感性に加え、劇団上がりにはなかなかいない大人な立ち振る舞いが本当に素敵で、作品中に「うんこ」のワードを連発して、当時の事務所の社長から「金房、そろそろうんこは卒業しようか」と苦言を呈された35歳の秋を思い出しました。滝汗滝汗滝汗


大好きな役者さんとの再会など他にも嬉しい事があったけど、とにかく素敵な方々による素敵な作品の本読みを目撃出来て、幸せな時間でした。


わたしの回についてはまた追って告知しますが、なかなか覗けない稽古場の初日風景。この企画のコンセプト自体が本当に面白かったので、おススメです❤️