何の心構えもなく、ある日突然唐突にトイトレを始めてはや2ヶ月。

朝晩問わず未だに粗相を繰り返し、3歩進んでは5歩下がり続ける殿下にわたしのイライラも募る一方で、つい声を荒げて怒ってしまうこと多々ムキー


他の子たちのトイトレ経験談を聞く限り、同学年もしくはそれ以下の子たちはこんなにかからずオムツが外れてるというのに、なんでうちの子だけこんなに時間かかるの??


という焦りも相まって、殿下のタイミングをアテにせず、こちらが時間を見計らってトイレに誘導する、ということをフツーにしてしまっていた。(だって実際アテにしてたら何度も粗相されてムカついたから笑い泣き


が、ふと思い立つ。


待てよ。これ、殿下のことめっちゃ心配してるけど信頼してないよな、完全に。


もしかして、



大前提としてそもそもわたしが殿下を信じてないんじゃないか? オムツ外れると思ってないんじゃないか?



うん。

深く自問自答するまでもなく、マジでそうだった。一切信じ切れてなかった。



そりゃオムツ外れねぇわ…笑い泣き笑い泣き笑い泣き
外れてるビジョンを描けてないんだもん完全に。
大前提が「どうせ無理だろ」なんだもん。



ここに気付いたもんで、即座に修正を試みた。


時間で誘導し、上手くトイレでおしっこ出来たタイミングで、子ども用便座にご機嫌で座る殿下に話しかける。ひとしきり褒めた後、


節分(わたし)「ねぇねぇ、ママが時計見て“おトイレいこう”って言うのと、竜が自分で“チッチいく”って教えてくれるのどっちがいい? 毎回ママにトイレいくよ、って言われるの嫌じゃない?」

赤ちゃん「……(よくわかってない様子)」

節分「これからさ、竜がちゃんと教えてくれるならママ“トイレいこう”って言わないようにするよ。だから自分で教えてくれる?」

赤ちゃん「(わかってなさそうな感じで)うん」

節分「じゃあお約束ね。これからは、竜がちゃんとママに“チッチ”って教えてね。竜のこと信じていい?」

赤ちゃん「うん!」


ってことで、とりあえず約束をとりつけたのでわたしはなるべく誘導するのを控えて(よほど感覚が空いた時を除いて)、殿下の自己申告を信じることにした。


ら、


なんと今日一日、昼寝後と就寝前のオムツ着用時二回、そしてパンツにちょっと漏らした一回の軽めのミスを除き、ちゃんと「チッチ」と教えてくれて、ちゃんとトイレでおしっこできた!!!



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やるやん!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き



なんかもう、相手を変えようと躍起になってたけど、こういうことでさえやっぱりわたしが見なくちゃいけないのは己の内側なんだなと思い知らされた。


明日からどうなるかはわからないけど、それでもわたしが殿下だったら、


どうせお前はママが言わなきゃ無理だろ、という前提でトイレに連れて行かれるより、
信じてるからちゃんと教えてね、と信頼されたうえで自己申告を要求される方がいい。


信頼されてはじめて、粗相したことが「自分の責任」って思えるかもしれないし。自分のタイミングに関係なく、無理やりトイレに連行されて「出ない」といった直後に漏らして怒られて…だと、頑張りどころがわからなくなるような気がした、何となく。


とか言ってもまぁきっとまたイラッとはしちゃうだろうけど、とりあえずわたしの大前提は変更したから、しばらくこれで様子を見てみよう。


しかし子どもというのは、わたしたちが思ってるよりずっと賢くて理解力もあって、大人と同じように信頼されることで、安心して伸びていけるんじゃないかなって思った。


殿下以上にわたしが頑張るわ、トイトレ笑い泣き笑い泣き







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