昨日は劇団ミーティングで、久しぶりに茜が家に来てくれた。

知り合いの団体や仲間の舞台がどんどん中止を余儀なくされている演劇界の現状に、「もし自分たちが公演を予定してたら…」と二人して震え上がる。

本当に、本当にひと事じゃない。


どれほどの思いで中止を決めたのか、最終決定を下した製作サイドの悔しさを想像したら切なくてたまらない。

そして、決行する団体もまた、いつもより客足を見込めないというリスクを背負っての本番になる。

これはこれで、厳しいよなぁと思う。



去年の夏にフルアドリブ劇をやったくらいで、ここ数年ろくに活動していないわたしたち(劇団THE REDCARPETS)ながら、今だからこそ何かワクワクできることをやろうぜ、ということで、企画を進行中。

やったことないから手探りではあるものの、きっと面白い物になると思うので、また公開出来る段階になったらお知らせしますねちゅー



お休みだったメガネ氏、昼寝から起きた殿下も一緒に、おやつタイムのホットケーキ。


見た目はあまり良くないですが。



ホットケーキってさ、













めっっっちゃ美味しいよね??


未だに巷で大人気のパンケーキの比じゃなくね?
ホットケーキ、圧勝じゃね?ホットケーキホットケーキ


あれ以上に「幸福の味」を体現してる食品をわたしは知らん。

甘党ではないけれどもホットケーキだけは抱かれてもいいくらい愛してるね。デレデレデレデレデレデレ






さて本題。(ホットケーキ、一切無関係で御免)


今月、自分たちの読みの甘さからコロナショックどころじゃない経済ショック(月末まで生きられるかの瀬戸際レベル)に見舞われ、お金の使い方を再度真剣に見直さざるを得ない崖っぷちで生きる我々ながら、昨日はどういうわけか、夫婦共々モーレツにお寿司が食べたくなった。


回らない寿司屋に行ける余裕は皆無のため、必然的に回転寿司にはなるのだが、我が家の近所にはかなり美味しい回転寿司屋さんがあり、更に最近もう一つ、安くて美味しいと評判のチェーン店がオープンしたばかりだった。


お金を使う際、


(お金が)生きてるか死んでるか?

※生きてる=喜びのエネルギーが乗っていて「投資」になっている
死んでる=不安からの買い物や我慢のはけ口として負のエネルギーを乗せた「消費」になっている


をものすごく考えるようになったので、当然、このタイミングで外食するということについてもかなり考えた。

その結果、


やっぱりどうにもお寿司が食べたい
食事の支度や後片付けをしなくていい
その分の時間をゆったり過ごせる
後々「困窮してたのに寿司食べたよね」というネタが出来る


などのメリットから、新しく出来た方のお店に行くことにした。


で、行ってみたら、


息子の目の細さがえぐい。切り傷やんけ。









ビックリするほど、くそまずい!!!ゲローゲローゲロー



ほんとにビックリした。


「美味しい」って評判、完全にウソじゃん!
スタッフさん、みんなすごく感じ良かったし、新しいからお店も綺麗で、お寿司も回らずに注文したやつがビューンって席まで届くシステムで楽しかったけど、肝心の味がさ、




寿司ナメんじゃねぇぞ!!!ムキームキームキー



つって、客のわたしが逆にお寿司の肩を持ちたいくらい酷く、メガネ氏共々早々にギブ。

ツナ軍艦といなり寿司を黙々と食べてた殿下だけは特に不満もなさそうだったけど、


味噌汁のぬるさ、
トロビンチョウの凄まじい冷凍感、
鯛の噛み切れなさ、(←こんな鯛初めて食べた)
サーモンの薄さ、
異様なシャリの少なさ、
軍艦に巻かれてる海苔の湿気具合、


などに耐えきれず、食事をストップして、何度か行ったことのある美味しい方のお店に移動することにした。


お金がない中で、
しかも一応「寿司を食べる」という目的は達成している状況で、
まずいとはいえ曲がりなりにも寿司屋にいるのに、



もう一軒ハシゴする選択



というのをあえて大事にしたかった。


お金の有無に関係なく、


美味しいお寿司を食べたかったし、
貴重な外食を満足いくものにしたかった、


から、15分ほど歩いて移動。





高級ではないものの、「安さ」を売りにしてる一軒目とは違うこちらのお店の味は、流石に安定していてちゃんと「美味しいな」と思えた。

一軒目から歩いてる間に二人ともそこそこお腹は満たされていたんだが、食べ始めると結構食べられて、わたしなんか、ビールとおツマミまで頼んでしまった。

殿下はキョトンとしてたけど、ここでもまたツナ軍艦を食べ、うどんも完食。


わたしたちも満足出来て、一軒目よりも高い金額を気持ちよく支払えて、いい気分で帰路に着くことが出来た。



昨日のこの経験は、一軒目での失敗含めて、生き金を使えた例だと思ってる。



満足のいく食事をしたくて、お金がない中、回転寿司屋を二軒をハシゴした。



何が「生きてる」かって、お金を使った後の気持ちよさ、充実感ね。ちゅーちゅーちゅー


自分(たち)のために、


お金がないから安い方で済ます、
まずいけどせっかく来たから我慢する、


という道を選ぶのではなく、



お金ないけど、美味しく終わりたいからハシゴする



という選択ができたことがめっちゃ清々しかった。


やってることはかなり貧乏くさいけど、笑 
生きたお金の使い方っていうのを、わかりやすく体感出来た気がしてる。


因みにわたしの直感は、「安くて美味しいと評判」の一軒目の寿司屋を「絶対そんなことない」ってNG出してて、結果的には読みが当たってたんだけど、カンを信じずに「美味しいらしい」とかいうあやふやな評判とか噂を信じた自分は馬鹿だったなぁって反省した。



やっぱり直感ってすごいから、絶対信じた方がいいね。



今回はいい経験になったので、これからも生き金の使い方っていうのを体感覚で覚えていきたいッス。