GW前から帰省し、後半、体調を崩して帰省予定をキャンセルした関係でまだ滋賀にいる。
キッカケは、雨降りしきる極寒の琵琶湖畔でのバーベキューだと判ってはいるのだけど、38〜39度以上の高熱が下がらず、大げさじゃなく20年ぶりくらいに三日三晩寝込んでた。

また流行しているというインフルエンザかなぁとも思ったけど、誰にもうつらなかったし、何より高熱以外の症状が何もなく、しんどさレベルで言えば風邪以下と言ってもいいくらいだったので、今となっては絶対違うと思ってる。
病院で検査してインフルエンザと言われたところで、薬は絶対飲まないし、結局大人しく寝てるしかないから行く気はなかったけど、まぁ無事に治って良かったな。
流石に途中で体力がなくなってきて、殿下の授乳もしんどくなってきたので解熱剤を飲むかで一瞬迷ったが、ふだん殆ど運動しないし全く鍛えてもないくせに、
己の自然治癒力を信じる
と都合のいい時だけカラダ様のお力におすがりして、以下の方法で乗り切った。
・とにかく安静にして眠る
・水分をたくさん摂る
・なるべく食べない
・食事は消化に良いものを少しだけ(おかゆ、梅干し、かつお節 など)
・温かい飲み物をゆっくり飲む
・大根おろしと生姜をすりおろしたものを番茶に溶いて飲むやつを寝る前に飲んで発汗を促す
・毛布を二枚重ねて布団を頭まで被りとにかく汗をたくさんかいてその度に着替える、を繰り返す
直感的にインフルエンザではないなと思いながらも、乳飲子と70近い両親にうつすのは忍びないので、マスクもずっと着けていた。
結果、極めてスタンダードな風邪の乗り切り方で37.1度まで下がり、薬に頼らず高熱で身体中を大掃除出来た自分を褒めてあげたいとすら思った。
ただ、たまたま実家で寝込んだから良かったものの、これが東京に戻った後でワンオペ中だったらしんでた。
元号またぎの大デトックスが、幸か不幸か実家で良かったな。
殿下のお世話は授乳以外すべて両親に任せ、夜も寝かし付けだけわたしがやって、あとは朝まで母が隣で寝てくれた。
考えたら殿下が生まれて9ヶ月近く、乳腺炎以外で倒れたことはなく、溜まっていた疲れがここぞとばかりに噴出したのかなという気がしてる。(世の中のお母さん方の大変さに比べたら甘えまくってる方だとは重々承知)
本当に両親には感謝してもしきれない



ありがたいなぁ、親の愛って。
あまり食べられなかったせいで体重が3キロほど減ってしまい、産前以下になってしまったのが悩ましい。
自慢でも何でもなく、中年の痩せすぎは見苦しいし何より不健康なので、早く元に戻したい。
あ、今回いちばん我ながらアホかなって反省したのが、熱が下がったその日の夜に調子に乗って、晩餐メニューにステーキと筍を食べたこと。
お見舞いにと親戚の方から頂いた立派な筍を母が土佐煮にしたり筍ステーキにしてくれたので、それと、わたしのリクエストで赤身のお肉をこれまたステーキで柚子胡椒で美味しく頂いた。
うん、言わずもがなどちらも、病みあがりの胃腸に壊滅的な負担をかける超消化の悪い食材だよね!
胃腸?
しんだよ、案の定。
殿下を寝かしつけてる時にモーレツな腹痛に襲われてトイレに20分こもった。この三日間でかいた汗の量を上回るくらいの冷や汗が3分で吹き出してきて、腹痛については陣痛を思い出すほどのレベルだったな。
自業自得過ぎて、最後の詰めが甘過ぎて笑えるよね。
つーか何で誰も「そのメニューはまずい」って気付かなかったんだろうね。
まぁ、おかげで胃腸もキレイにデトックスされましたとさ。
今年のGWは、個人的に解毒ウィークでした。