前回のつづきです。

メガネ氏が泊まりに来て、オムツを替えたり抱っこしたり、夜もミルクを作って飲ませるなどいろいろやってくれた魚座満月の日。


今の環境下に、母や叔母や祖母がいてくれて心強いのは間違いないものの、気持ち的にいちばん甘えられるのはやっぱり夫のメガネ氏で、息子の世話はもちろん、すぐにパツパツになるわたしのメンタルケアという意味で、側に彼がいるかどうかはかなり大きな差があります。


息子の世話も、母や叔母にはあくまでわたしの「サポート」「手助け」だけれど、父親であるメガネ氏には当然の親の義務だから、わたしも何かと頼みやすいし、何よりサッと動けないわたしを気遣い、率先してあれこれ動いてくれるので本当に心強く感じました。(母や叔母のサポートがめちゃくちゃ有り難いのは大前提として、精神面での話)


彼の帰宅時間が迫るに連れて、ホルモンガタガタで軸ブレブレの自分の心の拠り所がいなくなってしまう不安と寂しさから涙が止まらなくなり、何度も号泣。

眠っている息子が愛しくて泣いた直後、メガネ氏との別れが寂しくてまた泣くという、不安定極まりない状態に陥りました。ぐすんぐすんぐすん





二人の子どもの筈なのに、まだまだ世間的には


男は仕事、
女は家事・育児、


みたいなイメージが根深く残っており、我が子を育てているだけなのに、男性だけが「イクメン」と呼ばれたり、ちょっと子どもを見ているだけで「いい旦那さんだね〜」みたいな高評価を受けがちです。


ボロ雑巾状態の今のわたしに、そうした偏見や差別的なあれこれについて声高に叫ぶ余力は皆無ですが、兎にも角にもパートナーのメガネ氏が、「協力」や「手伝う」という感覚ではなく、ごく当たり前に父親として、息子の為にあれこれ動いてくれることを本当にありがたく、頼もしく感じました。


わたしたち母親は、十月十日お腹の中で命を育み、文字通りこの身を削って我が子に栄養を与え、つわりや諸々のマイナートラブルやらを乗り越え続けた挙句、壮絶な痛みを越えて出産し、否応なしに母親としての自覚を持てるようになりますが、父親である男性は、実際に我が子と対面し、お世話をする中でジワジワ父性が芽生えていくのかな、という気がします。


メガネ氏は、デフォルトからして優しさレベルが桁外れなので、妊娠中からわたしにも普段以上に優しくしてくれ、現在ボロボロに弱っているわたしを気遣う意味でも率先して世話してくれるのでしょうが、離れて暮らしているうえ、本人曰く、「まだあんまり父親になった自覚もない」という今でさえ、育児を他人事にせずすぐさま動いてくれる彼の父性を素直に尊敬しました。


息子にも、ぜひ彼のような桁外れの優しさを搭載した男性になって欲しいものです。





別れ際、心細すぎて思わず声をあげて泣いてしまいましたが、その後母に、「そう思える旦那さんで良かったね」と言われ、本当にそうだなぁ、メガネ氏が旦那さんで良かったなぁと心から思ったのでした。


体の中心部であるおまたやおしりや子宮がガタガタに傷付いているわたしはまだまだメンタルもガタガタにブレそうですが、それでもそんなわたしを支えてくれる母や叔母、妹や親友、そして、メガネ氏がいてくれるので、今はとにかくみんなを頼って甘えて、じわーりじわーり、エネルギーを取り戻して行きたいと思います。


なんだか久しぶりのブログは文章のキレもイマイチで、大したオチもなくてかたじけないです。



おまたの傷がもう少し癒えたら、多少は力が戻ってくる気がする。たぶん。



マジで、赤ちゃんのあたまを出すこと自体無理があり過ぎるサイズにあそこを造った神さまはただのあほってゆーかばかってゆーかとんだくそぼけ野郎だな。


陣痛よりも、会陰裂傷の傷の痛みがつらすぎる。