こんにちは。みかりんごです。
少し前になりますが、サカモトアユミさんに、イラスト制作をお願いしました。
ひとりひとりの内面世界を丁寧にヒアリングし、内側にある要素を、絵にしてくださるアユミさんのサービス。
ふんわり優しい、どこかノスタルジックなテイストに惹かれて申し込んだのですが、半分妄想のような、夢追い人の戯言のような話を、本当に丁寧に掘り出しながら聞いてくださるアユミさんの根気にまず感動しました

わたしは、もうかなり昔から自分の中にある一風変わった物語を、そのままお伝えしました。
たぶんヨーロッパあたりの外国。
崖の上のお城、薔薇の庭、どこか中性的な主人公と、一緒に住んでいる大切な人。
周りとうまく馴染めない孤独感、募る誤解…
みたいな

割と哀しい物語だったのですが、「今はもうそれを乗り越え、ホッと安心している前向きな絵にしましょう」というアユミさんの提案に、二つ返事で乗りました。
で、送られてきた絵がこちら。
号泣!!!
一見のんびり幸せそうな人にも思えるけど、その物語を抱えていたわたしには、深い孤独と長い間の寂しさから解放され、ようやくホッとひと息つけた、そんな彼女の(女の子です)なんとも言えない穏やかな表情に打ちのめされて、見た瞬間涙が噴き出しました。
ああ、もういいんだ…
自分を責めることも誰かを憎むことも寂しさを嘆くこともしなくていいんだ…
そんな安堵が痛いくらいに伝わってきて、手元に来てからもうしばらく経つのに、じっと見ているとまだ泣ける

大げさではなくて、ずっと抜けなかった大きな棘を、アユミさんの優しい手でそっと抜いてもらって、消毒までしてもらえたような、そんな気がします。



しかもね、送られてきた時、こんなに素敵に包装してくださってて

一段と、開ける前のワクワクが高まりました。
こんな風に、絵という才能で人の心を癒し、幸せをもたらしてくれるって本当に凄いなって思います。
アユミさんのように、ご自身の「好き」な「得意」を生かして人を幸せにするって、本当に無駄がなく、理想的な仕事の形だなと思うのです。
よくわからない、作り話みたいなイメージだったけど、わたしにとってはなぜか根深く、
罪悪感
孤独感
孤立感
みたいなものとセットになった、「過去の記憶」めいた物語でした。
それをこうして形にして、美しく優しく埋葬してもらえたような…

この感動は、うまく言葉では言い表せません。
とにかく、ひと筆ごとに込められたアユミさんの愛というか優しさというか、癒しのエネルギーがずーっと絵から放たれていて、見るたびに感動するし見るたびに癒されるのです。
自分の内面を、世界で一枚しかない絵にしてもらえる喜びは、筆舌に尽くしがたい。
めっちゃオススメです!!
アユミさんのブログはこちら