いよいよ明日開催となりました、毒りんごの宴・番外編トークライブvol.1。
ゲストは、漫才やってた頃の元相方で女優の田山由起さん

先日、動画撮影のため久しぶりに彼女に会い、数時間話し込んでいたのだけど、信頼される理由、次に繋がる理由がよくわかる!!と思った。
役者などの表現者には、
凡人にはない独特の感性
と
人として信頼される社会性
が不可欠。
前者さえあれば許されると勘違いしている人も多いが、わたしが知る限り「すてき!」と感じる表現者はほぼ全員、両者のバランスが取れている。
特に、自分自身が小劇場の人間だから思うのだが、演劇界という狭い世界で劇団公演とバイトしかして来なかった…みたいな、活動範囲が狭い人は、後者が大幅に欠けていることがある。
若ければまだいい。
可愛いね、
未熟だね、
これからだね、
で許される。が、いい歳になって社会性がない大人は、まずどこの現場でも信頼されない。
若くない、
可愛くもない、
そして、無知が恥であることを自覚しなければ、絶対的に厳しい。
由起を凄いと思うのは、このバランスが卓越していること。
それから、
商品である自分自身の、女優としての売りや強みを細部まで自覚出来ていることだ。
表現者に限らずどんな職業でも、自分が売っているもの、自分のサービスのセールスポイント、メリット、を把握していなければ説得力がない。
演劇界ではここの、セルフブランディングが疎かにされ過ぎている。
ただ漫然と「役者になりたい」と熱弁を振るわれても、「じゃあ君何が得意で何が出来るの?」と、こちらとしては疑問がわく。
そこを徹底的に意識、自覚して、実際その立ち位置で結果を出し続けて来た自信が、歳を重ねるごとに彼女の美しさを確かなものにしているのだとも思う。
身びいきや内輪の盛り上がりではなく、客観的に見て彼女は、信頼されて愛される女優に間違いなくなってきてるなぁ、と感じる。
本人も、「ポンと売れたわけじゃないわたしやから、伝えられることがあるかと思ってる」と言っていたが、まさにその通りで、
今、迷ってる人
自分らしさがわからなくなってる人
一歩を踏み出すことが恐い人
勇気が持てない人
一足跳びに楽して成功したい人
に、由起の話を聞いて欲しい。
きっとあなたの背中を押して、「好き」を要に地道に続けることの「楽しさ」、その果てに見えてくる景色を感じてもらえると思う。
まだお席ありますので、これからの人生に希望を見出したい方はぜひ

