今、大きな岐路に立ってるなと感じる。


頑張りたくない、
忙しくなりたくない、
余裕のない人になりたくない、
季節を感じられない、自然に触れられない生活を送りたくない、
ゆったり過ごす時間を奪われたくない、

という欲求が、

「稼ぎたい」に勝ってる。



稼いだその先にある諸々の欲求よりも、今目の前にある欲求が勝つ。


頑張ることしか知らなかったのに、
いつからこんなに、頑張ることへの拒否反応が強くなったんだろう。





歯を食いしばって頑張らないと稼げない





それも思い込みなのに。



わたしが「この人やる気あるのかな」と心配していたメガネ氏はいつしか、優にわたしを追い越して、淡々とやるべきことをやり始めた。


無意識に、彼にさえ戦いを挑んで「勝とう」としていたわたしは、今や完全に負けている自分を認めて何かが劇的に楽になったけど、その分、本来自分が持っていたはずの熱いものを、奥へ追いやって見えなくしてしまった気もしている。

それがこの、計り知れない焦りの理由だ、多分。



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わたしのクズぶりを、メガネ氏は決して責めない。そればかりか、まだこの上に自分が頑張るとか言い出した。


本音としては、「お前が頑張れや!」と言いたいのだろうけど、それを言わないメガネ氏のやり方(在り方)に、クズのわたしもさすがに打ちのめされた。


一緒に生きて行くと言いながら、
二人で助け合おうねと言いながら、

わたしだけが一方的に、メガネ氏に甘えて頼ってもたれかかって、自分の足で立つことすら止めるところだった。



ドラクエしかやっていなくても、メガネ氏はわたしを責めない。

呆れてるのかもしれないが、果てしなく器がでかい人だと改めて思って、こうなるとさすがに、奥へ追いやってしまった自分自身の「熱」、それを伝え、表現するために生まれてきたはずの核みたいなものを本気で探さなければと思った。



飽き性だとか商才がないなんてことも言い訳で、わたしがこんなにもブレるのは、



わたしにしかない、「ブレない核」を自覚してないから


だという気がする。



なぜ生まれてきたか。


幸せになる為とか、
人と出会う為とか、
目の前のすべてを楽しむ為とか、

そういう誰もが当たり前に持つ「権利」的な意味合いではなくて、言わばあの世で、



自らが選んで手に携えて生まれてきた使命、役割



みたいなもの。

それを何故か、今のわたしは猛烈に見たくないらしいのだ。


メガネ氏への尊敬とか感謝は当たり前に溢れるが、今ここを無視したまま強引に進んでしまっては、きっとまた同じことを繰り返す。


何が恐いんだろうわたしは。
何が嫌なんだろうわたしは。


きっと、恐すぎて見たくなさすぎて、巧みに避けて来たんだろうな。



うだうだ言ってねーでとっとと動けよ!!!



って、元気な時のわたしなら自分を蹴りたくなるけど、今回ばかりはもう後に戻りたくないから、今は丁寧に自分に寄り添うつもり。


メガネ氏に愛想尽かされても、今わたしがわたしを裏切って急かしたら、この先二度と自分を愛するチャンスを持てなくなりそうだからそうする。