飛び飛びに続いている金沢旅行記です。ほぼ自分の備忘録の為で恐縮。
 
母の親友・マミちゃん宅に泊めてもらった翌日。猫が起こしに来ることもなく、隣のひとが無呼吸になることもなくグッスリ眠れて9時前に起床。
 
朝食の後、女子四人(マミちゃん、その娘さんのはるなちゃん、母、わたし)で、これまた歩いて程よい距離にある、ひがし茶屋街を散策。北陸新幹線が開通してからどっと観光客が増え、いろいろとお店も増えたのだとか。
 
昔ながらの木造建てが、オシャレなカフェやお土産屋さんとして軒を連ねてた。
 
 
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金沢を「小京都」と呼ぶのをたまに聞くが、金沢のひとはそれを良く思っていないらしい。否、良く思っていないというか、そもそも

 

京都の公家文化

金沢の武家文化

 

は似て非なる物だそうで、京都になぞらえること自体がおかしな話みたい。マミちゃんから聞いて非常に納得してしまった。

 

確かに、石畳に出格子のついた木造づくりが連なる情緒ある街並み、新しいものと古いものの絶妙なリミックス感など、共通点はいくつもあるが、ざっくり言うと、金沢には京都のような華やかさ、艶やかさはない。ただ、もっとシンプルで素朴なわびさび精神がそこかしこに感じられ、加賀友禅、九谷焼、金箔、漆器など、多くの伝統工芸品を生んだ職人たちの、繊細かつ実直な息吹みたいなものが滲んだ街だなぁと感じた。

 

どちらも日本文化を象徴する美しい古都には変わりないが、京都のような高飛車な感じや華やかさの押し売り的なところがなく、「好きになりたきゃ勝手にどうぞ」みたいな自己主張の無さに、何だかとても好感が持てた。

 

わたしは京都のプライドの高さや華やかさが大好きで、どちらかと言えば京都タイプの人間なので、金沢の素朴さというか、「解る者にだけ解れば良い」みたいな潔さには驚いてしまうんだが、実直・素朴・でも丁寧みたいなうちの夫のようなひとにはもってこいの街だと思った。

 

今回は一緒に来られなかったけど、メガネ氏は絶対、金沢を気に入るはずだ。

 

 

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イチョウと青空のコントラストがすてき。
 
 
ひがし茶屋街の一角にあるお茶屋さんでお茶を飲みおぜんざいを頂き、また少しぶらぶら歩いてお蕎麦屋さんで早めのランチ。


雨曇り予報に反してピーカンの青空に恵まれたので、のんびり気持ちの良い散策ができて楽しかった照れ

 

 

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冬の至福、おぜんざいドキドキ
 
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大好物の鴨せいろドキドキ

 

その後、仕事に行くはるなちゃんを見送り、母たちとも別れてわたしは一人お土産屋さんをぶらついてから、マミちゃんち近くのフルーツパーラーへ。パフェおぜんざい、お蕎麦、と食べ続けてるけど、ほら、スイーツって別腹じゃん?チュー
 
パフェは寒いので、注文したのはフルーツサンド。なんとこのボリュームでたったの520円!
ほとんど同じものが新宿タ〇ノのフルーツパーラーでは倍近い値段だったような気がする。
 
しかしながら予想を超えるボリュームで一人で食べきれる自信がなかったので、LINEで母を呼び出して、一緒に食べてもらう。タ〇ノに一人で入った時も、食べきれず最後は果物地獄みたいになったので、その二の舞にならない為に。
 
おかげで程よい量を美味しく頂けた口笛
 
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つづく。