こんばんは。瞬感コラムニストのみかりんごですりんご

わたしと、ペットである黒猫との付き合い方について。



うちで飼ってる黒猫は、夫のメガネ氏の連れ猫で、わたしはまだ同居を始めて1年半くらい。

仕事に出ているメガネ氏より、わたしの方が一緒にいる時間が長く、黒猫的にも「好き嫌い云々じゃなくごはんを貰う為に慣れざるを得ない」って感じで、まぁそこそこ仲良くはやってます。


が、

常に自分よりも猫を優先させてあげるメガネ氏に対して、わたしは絶対的に自分第一を死守してます。


 黒猫りんご


忙しい時に抱っこをねだったり、よくわからない理由でニャーニャー鳴き喚いて走り回る時、あげてもあげても際限なくえさをねだる時には、ヤンキー口調でもちゃんとコミュニケーションを取ります。


言葉にして、目を見て、気持ちを伝える。

「今無理だっつってんだろうが」
「ニャーニャー言っててもわかんねぇよ、欲求があるならちゃんと解るように示せよ」
「どんだけ食うんだよ、ブタって呼ぶぞ」

など。


文字にすると酷いけど、咄嗟に出てくる言葉がこれだからもう、仕方ないよねグラサン

元々お利口な子なので、なんとなくわたしの言うことが解るようで、キレて暴れたりはまずしません。


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就寝時、わたしの毛布の上で寝ていたら、「それ、わたしの。どいて」と言って毛布を引っ張り、コロンと黒猫を落とす。

気持ちよさそうに膝の上で寝ていても、動きたくなったら「降りて」と言ってコロンと落とす。

出かける前に抱っこ抱っこと足元に絡みつかれたら、真顔で「今無理だから空気読んで!」と伝える。


時々本気で喧嘩して、スネてふてくされた黒猫がリビングから出て行ってメガネ氏が帰るまで戻ってこない…なんてこともあるけれど、中年と老年の女二人(黒猫は13歳)がそれなりにうまくやっているのは、ひとえにわたしの、この



自分に正直に、どこまでも対等にコミュニケーションを取る


という姿勢によるものだと自画自賛させてください。



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正直、同居開始当初はしんどかったです。

飼ったことのない猫と一日中二人きりになるわたしの不安を汲み取ってか、黒猫も不安定で、しょっちゅう暴れては低い声で唸っていました。

そんな彼女の状態が自分のせいに思えて、彼の猫だから好きにならなきゃ…と無理して猫を解ろうとして、でも全然解らなくて、猫を心配する夫にも腹が立ったし、本当に黒猫が好きになれなかった。


夫の手前「かわいい」とかは無理に言ってたけど、内心は「水にダウニー入れてやろうか」スライムとか思ってました。(嘘だよ)


今から思えば、何であんなに自分の気持ちを押さえ込んで、無理に優しくて物分かりの良い妻を演じようとしてたのか意味不明ですねびっくり



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元々特に動物が好きというわけではないわたしには、たとえ自分より小さくて弱い生命体であっても、自分に無理や我慢を強いてまでその子を優先させる、という概念は皆無みたいです。

ただ、さすがに毎日一緒にいると、さすがに愛しさは募ってくる。

今も、BSでやってる猫の番組に夢中で、テレビ台の上で画面に張り付いたまま、時折画面の中の猫ちゃんを触っている様が可愛くてたまらないラブ



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良い悪いは分からないけど、ペットとの付き合い方もやっぱり、自分最優先で良いんじゃないかなって気がします。

無理して大人のフリして猫に優しいフリしてたら、いつかストレスが溜まって、それこそもっと距離が出来てたと思う。


黒猫は何も言わないし、時々呆れたようにわたしをじーっと見ていたりするけど、なんかこの、嘘と我慢と無理のない接し方を受け入れてくれてるように思うから、これからもこのスタンスで、正直に、友達と接するように向き合っていく所存。


まだテレビに夢中。この背中。笑

あー、たまらん爆笑ラブラブ



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