みんな大好き三菱のスタリオン。
グループAで戦っているさなか、三菱は次なる手を打ちます。
FIAに2.6リッター版ブリスターフェンダーボディーのGSR-VRのホモロゲを取得したのです。
あ、ちなみに50台限定販売だったGSR-Vは2リッターエンジンのままですからね。こちらは2.6リッター版なんです。
しかし、ブリスターフェンダーのGSR-VRはサーキットに現れず…。
代替案として固定式ライトのモデルを200台限定で生産し、グループB規則にあわせてラリーへと参戦するつもりでした。
そして四駆化したデモカーまで作ったところで「トイボネンの事故」などがきっかけとなり、ラリーではグループBの加熱した開発競争が終焉。4WDスタリオンは実戦にでることなく消えることに。
どのみち、こんなやる気の無い格好のマシンなので本当に出るつもりだったのか、甚だ疑問ではありますが…。
せっかく競技車両としての公認取得までしたんだから、ラリーでダメならサーキットに持ってくればいいのにそれすらしないので「やっぱりやる気無えんだな」ってなりますよね。