ずいぶんと仰々しいタイトルをつけてしまいましたが、一ツ山レーシングの歴史はとても長く70年代のツーリングカーから80年代にはグループA、90年代にはJTCCやJGTCにも参戦…と枚挙に暇がないので90年代の話でもw
それまでの系列からすれば「青天の霹靂」であった、JTCC参戦時のBMW採用でした。国内ワークスはセコくてプライベーターへ供給などするわけないので、必然的にそうなったんでしょうね。
堅実にJTCCのラウンドを戦っていき、オーバーフェンダーが許可される頃には「振り向けば一ツ山がいる」ほどに国内ワークスへ肉薄する状態に。
よく見て。ゼッケンが青いでしょ?
これは「プライベーターの証」なんです。
このゼッケンをつけて入賞すれば、ボーナスがもらえるシステムがJTCCには存在したんです。
そんななか、JTCCは国内ワークスにしかメリットが無いと踏んだのか、同型のE36型BMW318iでJGTCに参戦を開始します。
ドリフトでの「トーヨータイヤ」として名を馳せる数年前の話ですね。