今回完成した新作は
『深海ギョの魚醤（ぎょしょう）』
『深海ギョのふりかけ』
の二種類。
大学や地元企業なんかと二年間（！）の開発の末、ようやく完成。
蒲郡沖では比較的深海魚が穫れやすいんですが、メヒカリとかはある程度の大きさでないと市場にも回せず、小さいものは穫れてもそのまま海へ帰したりしていたそうなんです。
とはいえ、揚げてみないことには市場に出せるかどうかはわからないので揚げてみる→結局ダメなのばかり。
これでは漁船の燃料費もかさむし、漁師の高齢化や悪天候で漁に出られないときの保障というか、収入面でなんとかならないか？ってところでサイズ外の深海魚の有効活用法を模索していたところに、この話を持っていったそうです。
魚醤（ぎょしょう）ってのは、東北地方や日本海側の地方なんかで作られている塩漬けした魚をベースにした醤油。使う魚によってはけっこうクセが強いんですが、竹島水族館の新商品は深海魚のメヒカリやギヌなどを使っていて、それほどクセは強くないそうです。
ふりかけは…まあ、深海魚を乾燥して粉末状にしたわけで。それくらいはわかりますよね？w
先だって9日と16日に来館者へ試供品を無料配布しましたが、発売は来年元日から！です。
他にも「カピバラのおとしもの」とか
『グソクムシせんべい』とか、
『ウツボサブレ』（撮影当日は売り切れで画像なし）など、個性的なおみやげもたくさん！
入館料も大人500円とワンコイン！の竹島水族館に行ってみなイカ？（イカはいません）
カピバラさんにも会えるぞい！
