少し前にアウトドアショップに友人と行った時、
珍しいイベントがやっていました。
チタン素材のキャンプギアで、
「陽極酸化処理」による「酸化膜生成処理」、
「アノダイズド加工」と言われる処理を店頭で実施していまして。
加工自体は、
電極を入れた弱酸性の電解液の中にチタン製の物を入れて、
電圧と入水時間を調整し、
酸化膜を生成させる条件を変え、
製品に生成される酸化膜の膜厚によって光の反射率が変わっていくことで、
見た目が変わるという加工処理となります。
チタン製品は熱で青く変色して、
車のマフラー等だと鮮やかな青になったり、
あらかじめ出荷前に、ヒートグラデーション加工された物等があります。
今回は店員さんがその場で購入前の商品を電解液に漬けて、
客と色味の程度を確認しながら加工処理してくれました。
色味は今回「金色」「紫」「青」「水色」がサンプルとして置いてあり、
青は既に製品として某大手キャンプギア会社が実は出しています。
塗装と違い、製品に酸化膜を生成する為、
塗装のような時間経過による変色は無いとの事です。
耐腐食性も向上するようです。
なので友人がシェラカップで「金色」「紫」を作成してもらっていました。
友人は実がこれ目的で来たとか。
で、自分もまんまと拉致られたとか(笑)
その場ですぐ色味が変わっていくのが面白かったです。
そして、見てたら欲しくなり、誘惑に負けてしまい…
自分もシェラカップで「水色」を作成してもらいました♪
「青」とかも綺麗ですが既製でありますし、
友人が「金」「紫」をやったので“被りたく無かった”為、
「水色」は珍しいのもあり、水色を選択しました。
画像だと人によって青く見えると思いますが、
肉眼で見るとなかなか綺麗な水色の発色になりました♪

もちろん全体に酸化膜が生成される為、底面も同じ色味です。
今回、電圧も時間も人の手で調整して作成しているので、
二度と同じ物は作れない為、
「唯一無二」のキャンプギアとなります。
今回は試験的にイベントとして実施していたので、
商品代だけで加工処理代は無料でした♪
加工処理代が無料だからやったというのもあるんですけどね(笑)
そのせいで?スノピのチタンシェラカップ買ってしまったからね(笑)
