だからうちの上長、そういう事するから嫌われるんだよな。
今回、ちょっと
「それはねーわ」
的な事がありまして。
ちょっと文面での説明が難しいのですが、
事象としては、
とある製品の
「製造番号違い」
の“2つの同じ製品”に添付する書類に、
製品の測定結果が
「全く同じ数字」
の書類がそれぞれ添付されていたという問い合わせがあったそうで。
通常、製品には“製品誤差”というものがあります。
今回、測定点数の多い製品で、
普通はその書類の数字、
「点数全てが全く同じ数字」
である事はありえないという。
まあ、何万個に一つ位の確率で発生はしますがね(笑)
これが何を意味するかというと、ここからの説明が文面で理解出来るか難しい(笑)
まず、
「1番」の製品と「2番」の製品を用意します。
1番の製品を測定します。
測定終了後、
1番の製品に添付されているトラベルシートを使用し測定結果をパソコンでデータ処理します。
ここまでで
「1番の書類は完成」します。
次に2番のトラベルシートを用意して、製品は測定せずに…
「1番」の“測定結果”を使いパソコンでデータ処理します。
すると、
「2番」のトラベルシート番号で処理された“1番の測定結果”がパソコンで処理されます。
そう言う便利な?
「数値改ざん」作業、
うちの会社は理論上可能なシステムになっております♪
そして測定作業者が測定時間を短縮する為に“改ざん作業”を故意にやったのでは?
というのが今回の上長の言い分。
結果は今のところ「濡れ衣」です。
上長はその為に測定日時や測定者を全てご苦労な事に履歴を追って調べあげたそうです。
当然、測定者も特定されており、今回、うちのシフトに居る派遣の名前が挙げられたので、
本人に今日確認を取る事になり、
「こう言う事があったよ。で、名前が○○(作業者)だったんだって。だから今疑われているんだけどどう?」
と事実を伝え、
事態を説明しました。
まあ、仮に故意にやってたとしても確認する術はこちらに無いし、(勝手に無駄に時間浪費して調べたのは上長だし)正直に白状する訳が無いのだが。
本人へのヒヤリングと言い分、自分と話をした見解としては、
その1枚分の測定時間を短縮しようと言われた動作を実施したところでメリットが無い。
かけもち作業なので途中で離席した際に製品測定後のデータ処理と測定前の製品のトラベルシートの取り違えてのデータ処理で理論上同じデータが形成出来てしまう仕組みがある。
と言うものがあり、
故意にやった形跡は作業者間でのやりとりではとりあえず無かった。
仮に故意にやったとしても、
それに対する恩恵は無い作業だから、そもそもその「改ざん作業を行うメリット」が作業者側に発生しない。
以上の理由から、自分の見解は何らかのタイミングで製品とトラベルシートの離れるタイミングがあり、製品と測定装置、トラベルシートの物理的な位置関係で作業者が作業の状態を誤認し、
その作業を誤認した状態で作業を継続した事で同じデータを使用し2つ目の製品のデータに1番のデータを使用したデータを作成作業を行ってしまい、
データが入れ違っている事に気付かずに測定結果を作成し、
後工程に流したと判断。
一応当人には必ず“一品一様”で製品を流動させるように理由と共に再度軽く教育しておく程度に。
ただ来週、
上長が出勤してどう動くかが分からない。
もし濡れ衣のまま上長が動くようであれば周りの派遣に今回の事案、
「濡れ衣と決めつけ」をする人間なんだと新人含めバラして外部から上長がそう言うヤツなんだと周知させてあげようかと(笑)