そのときどきの知識なんて役に立たない。芸能界はもとより、日本の政治にもいまいち興味が持てない。その点ナショジオはおもしろい。3月号では、デューク大卒でウォール街で働くことが約束されていたにも関わらず、トレッカーになった若者の特集が面白かった。大自然はすごい。芸術とか美は自然と深く繋がっていると思う。そうでなければ心や感覚に深く響かないと思う。知識や理論の実証を試みただけのものは深みがない。この点、ピアノの先生も言っていたけど、シェーンベルクの音楽はどうも共感できない。今年こそはちゃんとした登山をしたい。


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ライオン中。リクエストしたラフマニノフの2台のピアノのための組曲第2番が始まった。今日の日経新聞の私の履歴書で安藤忠雄が書いてるように(福武総一郎さんの信念らしいが)、「経済は文化のしもべ」であり、「人間が生きるために本当に必要な力を生み出すのは経済でなく、芸術・文化なのだ。芸術こそが人生の道標となり、人々の心を豊かにする」のだ。とても共感するし、だから今の仕事も人生ではなく、通過点に過ぎないような気がする。


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というフランス映画を観た。
ただし、途中まで。
アイホンにより結末を知り、中断した。

しかし、変わった映画だった。

登場人物らのどうでもよい会話や動き。自分も日々の行動をビデオで撮られたならば、それを観てなんて無味乾燥した無意味な時間なのだと思うだろう。

映画は鏡。自分を映し出す。
と、当映画監督が言ったらしいが、まさに映画の中に自分を見、ねちねちした虚無感に捕らわれた。


芸術には人種や歴史を超えた普遍性が備わっていると思う。それはあらゆる人や物に通じるもので、世界の本質を含んでいる。




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