耳の手術 立ち耳 | なにわの美容外科医 ☆なんでも 快・魁・回想録☆

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こんにちは大阪京橋の美容外科

こまちくりにっく 院長の藤本です。

 

今回は、立ち耳の手術についてお話します。

立ち耳の多くは対耳輪といわれる耳の軟骨の“Y”字になった部分が折れ曲がっていないのが原因です。下の写真のやじるしのところ

耳正面から見ると耳の輪郭がはっきりとわかり目立ってしまいます。

耳女性ではロングヘアにしても髪の毛から耳が飛び出して見えます。

耳片側の立ち耳では、左右のバランスが著しくくずれ、かなり目立ちます。

 

治療法は、局所麻酔の手術で矯正することができます。

1、耳の後ろに数センチの切開し皮膚も切除をします。

 (後戻りの予防になります。)

2、軟骨を出して後ろに糸で折り畳みます。

3、曲げた軟骨をピタッとつけてしまうと、尖った対耳輪になってしまうので、湾曲のきれいな形で固定します。曲げた軟骨の間に空洞があいたままだと術後変形や感染の原因となるので、真皮脂肪を移植します。

4、皮膚を縫合して、形を維持するためにガーゼを縫い付けて固定します。(ボルスター固定)

 

 

日帰りの1-2時間の手術ですが、形をつくるにはセンス(コツ?)がいります。曲がり具合が不自然にならないように程好いところに糸をかける必要があります。

術前は立っていた耳が術後はしっかりと寝ています。

やじるしのところを対耳輪といいます

→耳前瘻孔といって生まつきの穴です。今回は治療していません。

 

 

今までの写真は一般的な立ち耳のお話でしたが、次に特殊なタイプのお話をします。

耳の形(パーツ)は正常なのですが、立ち上がり方が急峻な方がいます。使用できる写真がなかったので、僕の耳を引っ張ってシミュレーションしています。(笑)

この場合は裏から糸で対耳輪軟骨を矯正しても形態はよくなりません。

木を切って倒すように裏から土台の軟骨を切除して後ろに倒します。軟骨を切除せずに無理に矯正すると後戻りが生じたりカップ耳様の変形が生じます。

理屈としては簡単なのですが、軟骨の段差を生じたり、前面の皮膚が余ったりして調整が難しい手術ですが、前から見た形態はかなり改善します。

(急いでブログ書いたので汚いイラストですみませんすんまそーん

 

もし、どちらの手術が向いているかわからない人はカウンセリングにおこしください。詳しく説明させていただきます。

 

他にも耳の形が気になる方はご相談くさい。

 

ご質問のある方はコメントではなく直接、僕までメールをください。

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