日本政府の自壊 | 新時代思考記

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日本政府の様々な対応が、このところ酷過ぎる。

何か途轍もなく焦って、何もかも慌てて急いでいる感が見えて仕方がない。

どの政策についても国民の声をほぼ無視し、勝手に事を進めている。誠実さの欠片も見当たらない。

 

先日の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の改正案は、いずれ言論統制に繋がる可能性の高いもので、だからこそ多くの国民がこれに懸念し、パブリック・コメントは何故か2週間というとても短い受付期間にも関わらず、全部で何と19万通近くまで集まった。

しかし現政権は、この19万通という国民からの多くの意見に少しも耳を傾けることなく、何か変わることなく予定通り、6月初めに閣議決定を実施すると発表した。

 

この改正案の酷い話だけではなく、他にも、余りに国民の気持ちを無視した政策や対応が目立つ。

 

先日は水俣病被害者団体の懇談会で、被害者の発言中にマイクの音を強制的に切り制止したとして、最近、前代未聞の問題となっている。そして更に、その起きた問題に対しての環境大臣や環境省職員の言動なども、余りに酷いものだった。

 

一言で言うと、政府の自壊が起きている。

いろんな論理矛盾が生じ、その矛盾や綻びを無理矢理に取り繕うとして、更におかしなことが頻発している。

国民の大きな覚醒を意識的に促しているのか、とさえ思えてくる。実際、本当にそうなのかもしれない。