昔だったら大規模一揆もの | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

世間全体が何となく騒がしく荒れてきている気もしている。日本だけではない世界的な兆候であろう。

ついこの前までは、何となく穏やかな空気が醸成されていた感じがしていたが、ここに来て一気に国民の怒りのエネルギーが高まってきている。

 

その大きな原因となっているのは、物質的で具体的なものではなく、明らかに精神的な怒りではないか。

まず長く権威によって一方的に統治されてきた、その権威そのものの力が落ちてきている。

そして権威などの上から強い圧力で抑えられてきた固定観念が、一気に取っ払われてきたからであろうと推測する。

 

その動きの現れの一つに、この前の衆議院補選の自民党惨敗という結果があり、または先日の池袋デモの熱気があった。

 

戦国時代や江戸時代の昔だったら、大規模な一揆が起きていても全然おかしくはない。それだけ今の政治はおかしなことをやっている。

未だに洗脳の強い現代だから一揆が起きないだけである。

一揆には未だ至らないものの、庶民の怒りのパワーは静かに蓄えられ、現政権や特に自民党に対して厳しい目が向けられている。

その急速に高まるエネルギーが、今後どういう形で具体的な行動として現れるのか非常に見物である。