サザン・オールスターズ、バラッド3~the album of LOVE~ | 新時代思考記

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サザン・オールスターズ「バラッド3~the album of LOVE~」(2000年)という作品。

昔から私はサザンが好きだが、巷の一部の界隈での噂では、サザンの所属する芸能事務所の評判が良くない。この話はちょっと古い話である。あれは本当だろうか。

そういう訳だから何もサザンに限ることなく、その事務所に所属する他のタレントや芸能人にも悪い評判は付き纏っている。

人身売◯とかそういう疑いがあるのだ。そして或る有名俳優の自殺にも、何らかの関係が有るとも言われる。

 

ここまで言及したら、その芸能事務所の名称や自殺した俳優が誰なのか、多くの人は普通気付くだろうが、そういう黒くて際どい話がある。

それならば、即、サザンのファンをやめるかというと、どうしてもそれには至らなかった。仮に、サザンが駄目であっても名曲はやはり名曲だという考え方はあるし、サザンが事件に一切関係していない可能性も十分に有るものだし、また、些細な悪行であれば、人間なら誰しも思い当たる節はある話かもしれない。事の真相が確定してから判断すべし。

 

最近の世の中では、ブランドの力や権威の力が、突如失墜する事態をよく目にする。例えば、ジャニーズ問題を筆頭にし、我々が強く信仰していた対象は、実はただの幻想(嘘)だったということだ。

こんなブランド物や権威という事柄に対して、今となっては何故ここまで我々は深く信じていたのか、訳が分からなくなる。そして、こういった事態はこれから沈静化へと向かうのではなく、更に勢いを増して進行するから、権威の失墜なる出来事をより多く目撃することとなる。

 

時代が根本から変わってしまったのだ。時代が全て新しい価値観へと交代してしまった、というべきか。

嘘は簡単に見破られるし、悪行もなかなか行えなくなってくる。そういう時代性だ。隠され続けていた悪者が浮かび上がり、彼らの力は失われる運命にある。

だから、次第に戦争も無くなり、平和で平穏な世界へと向かっている。

 

サザンのこのアルバムについても、忌憚なく、そういう善なる世界で存分に聴けたらなんて良いことだろう、と夢想している。

(2枚組、28曲収録)