ローリング・ストーンズ、時局 | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

ローリング・ストーンズ「SOME GIRLS」(1978年)という作品。

ストーンズっていつでも聴ける、というのが一つの特徴である。精神状態や気分がどのようであっても、取り敢えず、という形で聴けるという、数少ないバンドである。最近は懐かしさが蘇ってきて、邦楽もよく聴いている。いっぱい邦楽を聴いた後でも、やはり元に戻った自分のホームグラウンドには、ストーンズが中央にでんと構えている。そんな感じ。

 

 

余り詳しくは知らないが、中国国内では一般の人々の大変多くが、中国共産党に対しての怒りを表明し、抗議している。今回の抗議は稀に見る大規模のようであり、随分と長引きそうだ。

 

ブラジルにおいても、先日の大統領選で明らかに不正選挙が行なわれたとか言って、ボルソナロ大統領が、正当な方法で軍を出すとか出さないとか、そういう話にまで発展している。ブラジルでも多くの民衆が立ち上がっている。

 

EUでは、エネルギー問題が極めて深刻であり、物価上昇もさることながら、この冬を無事に越せるかどうかの不安が高まりを見せている。あれほど地球温暖化が深刻だと言いながら、石炭を使い始めたようだ。それでいて尚、環境問題の推進については留まることを知らない。全くおかしな話だ。

 

肝心の日本では、旧統一教会問題や五輪汚職など、ただただ政治が悪くてこのまま沈没してしまいそうだ。しかも国民にお金がないというのに、消費税増税をしようという動きまであるのは驚きだ。

まさに沈没、という言葉通りの状況に近い。

しかも、その危機的状況にさえ殆どの人が気付いていないらしい、というのが、日本独特の病みであり、闇でもある。

他の先進国の方が、日本よりも、具体的に苦しいことが沢山起きているが、一方、精神的意味においては恐らく日本よりもだいぶマシであって、そう思うと、日本人は世界の先進国と比較しても想像以上の相当にまで、知らず知らずのうちに精神的部分において、奴隷化意識が植え付けられ進んでいたことが、明らかとなっている。

 

このまま日本は世界の中で沈没してゆくのがいいのか、または奴隷意識からの劇的な復活が起きるのか。

それは最早、政治家による政治問題だけではなく、国民意識の問題であるように思う。

 

なるべく良い話で締めくくりたかったが、そうはならなかった。

 

ここに来て、日本政府がゴリゴリと推し進めていたマイナンバーカードへ加入した人が、何と、勢いよく増えているらしい。

たったの2万円という金額に、国民は目が眩んでしまったのだろうか。

本当に日本国民には、ちゃんと自立した意識があるのか。果たして大丈夫なのだろうか。

 

私は、絶対に大丈夫だと思っているけどねぇ。