エアロスミス「AEROSMITH (野獣生誕)」(1973年)という作品。エアロスミスのファーストアルバムになる。出だしの音とか細かい部分の音や雰囲気なんかは、如何にも古めかしく年代を感じさせるが、全体的なロックとしての楽曲の良さは、凄いものであって、今のロックシーンには見られないキラキラした輝きを未だに放っている。
その中でもこのアルバムの「DREAM ON」や「MAMA KIN」は、不朽の名曲になる。
全8曲収録。
情操教育という言葉を聞くと、つい、赤ん坊とか、幼児期・幼少期頃の教育の一つであり、大人になった今は、自分とは全く関係がないことだ、と思ってしまう。一般常識ではそうである。
しかし、情操教育みたいなもの、感情を豊かに育てるという行為は、歳が幾つになったとしても重要なことではないだろうか。
極端な話、老人になっても!?
勿論、最早親にしてもらう年齢ではないので、自分で自分を成長させる行為にはなるが、情操教育とほぼ同類と言えそうだ。
大人になったら身体的成長がストップすることで、それに伴い、心や感情の成長までもがストップしてしまうと勘違いしがちである。
学校教育でも、そのように私は教わった気がする。大人になれば、自分の成長はもう終わり、と誰しも勝手に思い込んでいる。
近頃よく聞かれる発達心理学とか、そういう専門的学問が作り出している風潮、雰囲気になるのだろうか。
しかし、感情から来る感覚という部分は、そんなに簡単には成長の限界には達しないので、感覚を磨けば磨くほどに良い方向へと成長してゆくだろう。才能や感覚は、磨くほどに無限大の可能性が開けてくる。
科学的根拠、エビデンスなどは全くなく、正式の科学が、これをどう言うのかは知らないが……。きっと、簡単に否定されることだろう。
優れた文化・芸術は、日本には沢山ある。読書、音楽、映画……。
心からそれらを楽しむことで、感覚をも磨き、感情豊かに生きたい。