瀬尾まいこ、温室デイズ | 新時代思考記

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先程、昨日からの村上龍の本は読み終えた。遅い自分にしては、読み終えるのがスムーズにかなり早く感じた。内容はまぁまぁ、面白かったという感じだろうか。村上龍御自身も言っていることだが、ズバリ彼は変態ではないか。変態だと自分で言及しているところが、変態の度合いが更に増している気がしてならない。広く言葉を紡ぐ立場の人が、そんなに不真面目でどうするのだ?とは、ついつい思ってしまうところだ。

 

上の写真。瀬尾まいこ「温室デイズ」(2006年)という文庫本。まだそこまで広く認知はされていない作家かも知れない。2019年の本屋大賞を受賞したことのある「そして、バトンは渡された」という小説で名を馳せた、実力ある作家の瀬尾さんである。その「そして、バトンは渡された」ではなく、私は敢えてもうちょっと前の作品、この「温室デイズ」から初めて読んでみている。まだ序盤で最初の方を読んだところだが、言葉の繋ぎ方やテンポが非常に良いなと思っている。

 

今日もこれまで。