プロフィールをリニューアルしました。

周りで言われていることとぼくが見てきたものとは認識してるものが少し違うようなので、いっぺん死んだときに知った『この世界のカラクリ』についてあらためてちゃんと説明しますね。

 

今までこういう言い方は控えめにしてたのですが、やっぱり体験してわかっちゃったものをオブラートに包んで説明しても、どうにも伝えにくいので。

 

『パラレルワールド』ってのは、いわば『並行世界』のことだけども、簡単にいうと「現行世界から分岐して存在する別の世界」というものですね。

 

パラレルワールドは無数にあります。選択と決断の数だけ。または、ぼくらが考え得るあらゆる可能性の数だけ存在します。

 

次に、今度は「時間」についてもお話しします。時間というのは存在しているようで、人間がつくった概念に過ぎません。

だから本来は、過去も現在も未来も存在してないんです。

 

つまり、

過去→現在→未来

というふうに、時間の経過にしたがって一直線上に並ぶようには存在してないのね。

 

感覚的にはそんなふうにしか思えないのだけど、それは思い込み。

ほんとは過去も現在も未来も同時に存在している。すなわち「今」しかないといわれるのはそういうこと。

 

「え、泰三さんはセミナーでは『時間は未来から流れてくる』て言ってたやん!」て思った人ね、違う違う。

 

「時間は人が創った概念なのだから、時間の流れも自分で創っていいんだよ」と言ってるのね。自分の意識次第で時間の流れも自由自在なわけです。

 

だからぼくが言ってるのは「だったら『未来→現在→過去』に設定を変更して生きてみてはどうですか?」と提案してんの。

時間が未来から流れてくるのであれば、過去を悔やんで未来に不安を抱いて生きなくてよくなるでしょ。

 

まだ釈然としないかもだけど、まずは「そう意識してみよう」というとこからはじめてみてください。

 

 

さて、ここいらでパラレルワールドの話に戻ります。

 

パラレルワールドというのは、必ずしも今ぼくらが体験しているこの世界と同じ時間帯の世界が、別に存在するとは限りません。

 

「今この世界とは別の、“あらゆる時代のあらゆる可能性の世界”が同時に存在する」わけです。

 

これが『パラレルワールド』。

 

例えば、50年前の世界、100年後の世界も同時にどこかに存在する。

はたまた、今よりもっと平和で優しい世界や、逆に第三次世界大戦が勃発している荒廃した世界もどこかに存在する。

 

というふうに「ありとあらゆる可能性の世界が同時にかつ無数に存在します。

もちろん、ぼくらが今いるこの世界と限りなくそっくりの別世界も存在するよ。

 

ぼくらが「デジャヴ(既視感)」と呼ぶものは、おそらくは、このどこかのパラレルワールドの自分が体験した、ある場面とシンクロして受け取った情報ではないかと思っています。

 

過去世の記憶や未来予知もそう。どこかのパラレルワールドの自分の情報と、うっかりつながって受け取った情報だと思う。

 

ここまでいいでしょうか?

なんとなく理解できた?

とりあえず、今は「なんとなく」でいいよ。

 

6回ぐらい読んだら脳は理解をしはじめるから、後でもう一回読んでみて。

 

さて、ここからがもっと大事なとこです。

 

では、「タイムトラベルして過去の歴史を見てきた」という人の話があるとします。もしくは、「未来予知をした」という人の話でもいいです。

 

これは事実でしょうか?

これね、ウソではありません。

 

但し、「“その人が見た”世界」という意味ではです。言い換えるなら「“その人の意識”によって採用された真実」です。あくまでも「その人にとっての」ね。

 

つまり「真実」=「その人が採用した情報空間」であり、必ずしも万人にとっての真実とは限りません。

無数にある「どこかのパラレルワールド」の情報を話しているに過ぎないのです。

 

だってさ、預言者といわれる人ってこの世に何人もいるけど、語る未来がそれぞれ違うじゃない?

未来がひとつしかないのならば、一人の預言者以外の全員がウソついてるってことになるよね。

 

「真実の歴史」といって語る人も同様です。人によって諸説ありますが、一人以外すべて間違いを言ってるってことになる。

その人にとっての「真実の歴史」を語っているに過ぎません。

 

だいたいね、パラレルワールドって理論を持ち出す時点で過去が一つなわけないんですよ。

 

今まで誰もツッコミ入れないのがほんと不思議でしょうがなかったんだけど、よーーーーーく考えてみて欲しいのですよ。

 

ではもう一度、パラレルワールドの定義について振り返ってみようか。

①過去も現在も未来も“同時に無数に”存在するわけです。

②パラレルワールドは必ずしも“同時代の別世界とは限らない”。

 

ここまではいいですか?

てことはね、

 

③未来の世界が無数に存在するということになります。

 

①、②、③のことから

 

④“過去も無数に存在する”というわけです。

 

未来は無数に枝分かれしてんのに過去だけ一直線?んなわけあるかい、熊手じゃあるまいし。

 

つまり、「未来の預言や真実の歴史を語る者たちがつながった先の未来や過去が、必ずしも全員おんなじ世界とは限らないよ」ってことです。

 

ここ、めーっちゃ大事なポイントです。

 

ちなみにこの「つながる世界が皆同じとは限らない」というのは、野引さんがチャネリングで受け取ったメッセージでもあります。

 

だからさ、ある人が「タイムトラベルで見た世界」や「天使や神さまを見た」といったものは、「その人が具象化させた世界」なんです。

 

色々とはしょって結論から言うと「人の意識がこの世界を創ってる」のですよ。

 

これがぼくが、いっぺん死んで体験したときにメッセージとして受け取った「この世界のカラクリ」です。

 

じゃあね、ここで疑問。

「ファティマの聖母」のように、複数の人がおんなじものを見たという現象があるよね。

ある時代、大勢の人間が空に浮かぶ聖母マリアの姿を同時に見たという現象のことです。

 

それについてはどうなんだよ?てなるじゃないですか。これは、ある人の情報空間を、複数の人が採用したということになります。「集合意識」と言い換えてもいいでしょう。

 

例えば、「天満宮にお参りしたら学業成就のご利益がある」と大勢が信じるから、ほんとにご利益があるわけです。これもファティマの聖母とおんなじようなこと。

 

カルト宗教で「教祖に奇跡が起きるのを大勢の信者が見た!」みたいなことも、この信者間の集合意識が強力にはたらいたケースと言えます。信者以外は信じてないので、そんな奇跡は見えません。

 

ぼくのこの「いっぺん死んだ体験」によって知った、このパラレルワールドのしくみは、ずっとオンラインサロンやトークイベントの中では話してきました。

 

ていうか著書「パラレルワールドで待ち合わせ」に全部書いてますけどね。このブログ記事を踏まえてもう一度読んでもらえると、すごーくわかりやすいです。

 

だけど今までは、こういったブログなどの公式の場ではきちんとまとめて書いてこなかったんですよ。

 

なぜって、まだまだこの考えはウケが悪い(笑)。

 

だって、「過去も未来も自分で思い通りに創れる世界」を採用してしまうと、もう誰かに答えを決めてもらえなくなるもんね。

自分の選択と決断に自分で責任持って生きなきゃいけないってことだよ。

 

でもね、まだまだ多くの人が他人に答えを決めてもらいたいのですよ。そういう人たちには、ぼくが伝えているパラレルワールドの理論は都合が悪いわけ。

そうすると、「あ~次元上昇できなかったらどうしよう!」とか悩んでいるほうが楽しいわけさ。2012年のアセンション問題のときとおんなじことやってんの。

 

あのさあ、「自分で思い通りに創れる世界」ってことはね、「自分の意識で『上も下もない世界』を創れる」ってことなんだよ。

 

このカラクリに気づかないと、いつまでも魂のコントローラーを誰かに明け渡すことになるわけです。

 

「次元上昇しなくちゃ!」って思えば思うほど本質から遠ざかるよ。

答えはいつもだいたい裏側にあるのです。

 

「新時代」ってのは、「いい加減このカラクリに気づこうよ」ってことだとぼくは思ってます。

 

 

でもね、ここまで書いておいて何だけど、この理論を一度で説明するには、ちょっと難解かもしれない。ましてや現実創造に活かそうとなるとね。

というわけで、今年からは意識の段階にわけてセミナーを開催していきます。

 

上も下もないのに『段階』ておかしくないか?と思うかもしれんけども、何事にも学ぶ過程には段階があるのは事実です。

 

足し算、引き算の説明をすっ飛ばして「y=ax+b」とか言ったってわけわかんないじゃないですか。

「何それ英語?」ってクレームきちゃうよ(笑)。

 

でね、ぼくは見えない世界を味方につけて現実をうまく動かすことに活かしたいわけです。

だし、実際に活かしてます。

でもそのためには見えない世界だけに頼ってもうまくいきません。むしろ現実的な思考や行動が不可欠となります。

 

ここけっこう落とし穴にはまる人が多い、というかスピリチュアルな感覚が強い人は現実的思考や行動が苦手な人が多いのは事実。

 

なのでスピリチュアルな人ほど現実的なアプローチを取り入れていった方が好転したりするんです。特にこれからの時代はそう。

 

逆に現実的思考や行動に頼りがちな人は、直観力、すなわち見えない世界への理解を深めると、より願望実現力は強化される。

 

自力と他力の両輪をはたらかせるには、両者のバランスが必要不可欠です。

 

そこで、「この世のカラクリ」の話に心理学的なアプローチを加えて、より理解をしていただくためのセミナーを今年から開催していくことにしました。

 

「人の意識」というものを知るには、心理学ほど現実的で理解しやすいものはないと考えているからです。

 

だって、スピリチュアル的な能力を強めていくことより現実創造力を高めていくほうが良くないですか?

下世話な言い方だけど、単に見えないものが見えるとか聞こえるようになるよりも、年収2千万円の世界や幸せなパートナーとの関係を実現させるほうに興味がないですか?

 

そうすると、精神性(スピリチュアル)に加えて意識(マインド)を学ぶ必要があるなと思うわけです。さらには身体(ボディ)もね。

 

特にこれからの時代は、この三方向からアプローチしていったほうが、一気に現実想像力が速くなります。