入院から1カ月が経ち、ようやく自分で立ったり座ったり出来るようになりました。トイレにも一人で行けるようになりました(って子どもか)。



でも、入院から2週間くらいの間は、寝る、起きる、座る、食う、トイレする…これらぜんぶ誰かに手伝いをお願いせんと、ぼく1人では何一つできなかったわけです。




そんな毎日を過ごしてると、とんでもない気づきがあります。



情けない、恥ずかしい、カッコ悪い、申し訳ないとか思ってる場合ではないんですよね。



ここまでなす術がないと、降参するしかない。全て頼りきるしかないし、してもらうことをただありがたく受け取るしかないんですよ。


おかげさまで


とことん受け取るという行為に徹する大変良いトレーニングになりました(笑)



なので、事故は2度と経験したくはないけど、あのときあーすればこーすれば的な後悔は1つもないんですよ。



事故で入院したことで、これまでの日常では気づけなかったことに気づくことが出来た俺、でかした!と誉めてあげたいですね。



自分が無力で何の役にも立たない人間になってはじめて、罪悪感や劣等感を超越してありがたさだけを感じることができるものなのだなと知りました。




とても良い経験だった。