こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
今朝の致知メルマガの言葉に感動しましたので、シェアさせていただきたいと思います。
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(五十嵐)
中でも私の人生の大きな転換となったのが、インドに建設したレインボー・ホームでした。
ことの起こりは、マザー・テレサが亡くなる4年ほど前に遡ります。
ある日本人の団体がマザー・テレサに会いに、バングラデシュからマザー・ハウスにやって来ました。
残念ながら彼女は留守だったため、代わりに私がマザー・テレサの施設を案内してあげたのです。
聞けば、彼らはバングラデシュで親のない子供たちのお世話をしているとのこと。
いろいろと話を聞くうちに、それこそ私がライフ・ワークとしてやりたかったことではないか
という気持ちが湧き上がってきたのです。
その思いは毎朝の祈りを通して日増しに高まっていきました。
そしてある日のこと、思い切って打ち明けました。
「マザーは貧しい人の中で最も貧しい人たちを助けているけれども、
私はインドの親のない子供たちにお母さんを与えるような家をつくりたいと思っています」
マザー・テレサは目を閉じて数秒間沈黙したのち、私にこう問いかけました。
「あなたに私と同じことができますか」
いつも微笑みを湛えている時とは違い、彼女はとても厳しい表情で私を見据えました。
私は即座に「世界中、誰だってできません」と答えました。
「そうでしょ。私にだってあなたと同じことはできません。
人にはそれぞれ役割、ミッションがあります。あなたは自分のやりたいと思うことをやりなさい。
しかし、祈りを忘れないこと。祈りなさい。
あなたの祈りが神に届いたら、きっとその願いは叶うでしょう。
ただし、あなたがやるのではありません。神がやられるのです」
それから私は毎日のように祈り続けました。
ところが祈ろうとすればするほど雑念で心はザワつきます。
孤児の家をつくれば周囲から褒められるのではないかなどという不純な心が顔を出し、
祈りが祈りになりません。
それでも真剣に祈り続けると、ある日、自分の心に響く声がありました。
「Make pure heart and I build.」。
純粋な心をつくりなさい、そうすれば私がつくろう──。
突然、私は肩の力がふっと抜けていく気がしました。
自分がつくろう、つくろうと思っているうちは祈れない。
「つくる人は私ではない、見えない世界にいる」と感じました。
私はマザー・テレサが言っていたように、自分も天に身を委ねて一本の鉛筆になればいい。
与えられているものをすべて受け入れられたら、もう迷わない。
そう意を決した瞬間、内なる声が心にストーンと落ちたのでした。
そして日本に帰り、講演に招かれるたび、出会う人に自分の夢を語っていきました。
そのうちに私の思いに賛同してくださる方が次々と現れ、
祈っていたらいつの間にか孤児たちの家「レインボー・ホーム」ができたのです。
今朝のこの致知メルマガのお話は、強く強く心に響きました。
いつもは余り言葉にせずに、心に秘めている想いですが、痛いほど心に響く言葉でした。
私にも同じような思いがありました。
私の想いはもっと小さなものですが…。
自分がやろうと思っていた時は、なかなか前進できませんでした。
「神様の御心にお任せします」という気持ちになれた時に、どんどんと話が進んで行ったのです。
このまま「真直ぐ私に用意していただいた道を進んで行くことが出来ますように」と、
「健康と体力をお守り下さい」と、心からお祈りしています。
幸せな人生を歩ませていただけていることに心からの感謝です。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
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