こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
長い長いご無沙汰をしてしまっていたのですが、久しぶりに,現状報告をさせていただくブログを更新しましたら、私の大切なお世話になった先生や、友人や、以前からの読者さんから,嬉しい反応をいただくことができした。
世の中の片隅で、ひっそりと生きている,と言う感覚で,日々を過ごしていますので、「まだ私のことを覚えていてくださった!」と言う喜びと感動を味わいました。
どうもありがとうございます❗️
まだまだ頑張りたい,と言う気持ちが心に満ちてきました。
実は、3日後の11日からネパールに行って参ります。
2018年に初めてサティファンデーションの方々に同伴させて頂き、ネパールを初めて訪問しました。
その時に私が「洋裁を教えに来たい、」と言いましたら、ネバールで支援活動をしていらっしゃるネパールの方々が、喜んでくださり、直ぐにアトリエをおかりできることになり、早速翌年の3月に、準備を整えて、ネパール行きのチケットも取りました。
けれども丁度コロナが始まってしまい、ネパールも入国禁止と言う事態になってしまいました。
やむなくキャンセルをして、時期が来るのを待っていました。
やっと初めてのネパール洋裁教室が開催できたのは、2022年の3月でした。
初めのうちは、手探り状態でしたが、2回目、3回目と、進めて行くうちに、段々とネパールの受講生さんも、私も、慣れてきて少しずつ考えや想いが伝わる様になりました。
ネパールの大学を卒業され、日本の大学院も卒業されて、日本語も英語もできる,大学教授のサラさんには、すっかりお世話になり、私がネパールで洋裁教室を開催する時には、ずっと付き添ってくださり、通訳をしてくださっています。
大学の現役の先生ですから、生徒をまとめること、指導されるテクニックは感動するほど素晴らしいです。
サラさんのおかげで、受講生の皆さんとのコミニュケーションもスムーズに出来、これまで3回のレッスンが終了しました。
カリキュラムは,「西洋式ウェディングドレス制作」です。
第一回は、シーチングと言う仮縫い用の生地で試作をして頂きました。
まだネパールには、「ビスチェ」と言う言葉も実物も知られていないアイテムでした。
日本でもほとんど知られていないのですから、当然と言えば当然なのですが、私はネパールの専門家の方々がまだ知らないと言う事実を知らなかったのです。
その様な状況でしたので、特にアトリエをお貸しくださったドレスショップのオーナーのマンジュさんが,大喜びしてくださったことに感動しました。
洋裁講座を受講してくださった方々の中には、お借りしたドレスショップのビルの中にあるアトリエの、洋裁教室の先生や生徒さんもお入りくださいました。
そして大学教授のサラさんが、以前から学資援助をされている方の中から、本気で学びたい方々を厳選して参加させてくださっています。
これまで3回の講座を行わせて頂きましたが、2回目は、サテンの生地でビスチェの制作をしました。
とてもとても難しい作業ですので、出来ない人もたくさんいらっしゃるのではないかと危惧していました。
けれども、サラさんのサポートと、アトリエの洋裁教室の先生の頑張りで、全くできていなかった人も,最後には全員が完成させてくれました。
あまりの嬉しさに私は、涙で目の前が曇ってしまいました。
3回目の講座では、レースのオーバーブラウスの制作をしました。
これも全員が完成されました。
今回は4回目の講座ですが、ウゥディングドレス用のロングスカートの制作をします。
このドレス制作の過程は,全て動画に撮り,現地ではスマホやパソコンで観ていただける様にしました。
その為、直ぐには理解できなかった方でも、後から何度も見て納得していただくことができたるのではないかと期待してはいます。
コロナ騒ぎや、家人の病気、旅立ちもあり、間が抜けたりもしてしまいましたが、今回,4回目の講座で、「ウェディングドレス制作」のカリキャラムを終了することができます。
と言う訳で、現地でもファッションショーを行なって来ます。
初めての方々が殆どですので、どうなることやら不安もありますが、それはそれ、みんなで精一杯頑張って来ます。
トップの写真は、今回のカリギュラムと同じ様式で制作させて頂いた,サラさんの息子さんのお嫁さんのドレスです。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーHisako.