こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
【今日の言葉】
大切なのは
不易流行の中に
温故知新
古き姿を正しく理解して、
その上に時代錯誤にならないようなものを
積み重ねていくこと
千玄室（茶道裏千家前家元）
月刊『致知』より
私が、自分の仕事に対して持っている姿勢は、
古くから伝わる技術を大切にしながら新しさを加える、
と言うことの大切さを表現して行くことだと思っています。
直接学んでくださる方々には、言葉にしてお伝え出来
ますが、遠くから観てくださる方々には、言わずとも伝わる何かが必要ですね。
その表現の仕方をこれからもずっと追求して行くことが私の仕事だととらえています。
言葉で言わずに、仕事を通してお伝えして行くことは、とても難しいことではあります。
身に付けていただくことが出来た時に、「ああ、これなんだ。」と思ってもらうことが出来るように、精進を続けます。
受講生の皆さんには、
「身体にピッタリ合っているのに、とても着心地がいいです。」
「動きやすいです。」
と言っていただくことが出来ます。
それは、ただ大きく作って「楽です」と言ってもらうのとは方向が違います。
人間の身体の構造、動きに合わせて、必要なところには、必要な運動量を入れますが、必要のないところは自然な形に身体に合わせるのです。
人間の身体は丸みがあります。
出ているところや引っ込んでいるところがあります。
特に女性の身体はそうですね。
平面の生地で立体を作るのですから、本来は無理があります。
けれども、その生地を必要に応じて、延ばしたり縮めたリカーブを描いたりして立体を作るのです。
ただ身体を覆えばいいという洋服とはまた違った物創りをするのです。
その技術を学んでいただきますと、ほっそりと身体に合いながら、動きやすい洋服が出来上がります。
そのテクニックを受講生の皆さんには学んでいただいています。
自分が伝えたい、残して行きたいと思っている技術を喜んで学んでくださる方々が沢山いらっしゃることが私の一番の生きる喜びです。
この機会を与えていただけていることに心から感謝をしています。
益々やる気が増してくる幸せな毎日です。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーＨｉｓａｋｏ
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