こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
今日から又4日連続の洋裁教室です。
土曜日は一番たくさんの方々がいらしてくださいますので、私も栄養をつけて、エネルギーを蓄えてスタートを切ります。
今日も暑くなりそうですね。
この洋裁教室も、新しくパターン専門のクラスが誕生しますので、熱さが倍増しています。
これからは、私が50年という長いドレス制作をしてきた時間の中で、鍛えていただいたり、自分なりに工夫してみつけてきたパターンメイキングの技を、残らずお伝えしたいと私自身も張り切っています。
「初めての洋裁教室」を始めた時には、私には、パターンメイキングまで受講生の皆さんが、学びたいと考えていらっしゃるとは思えなかったのです。
初心者の方々が、習い事としていらしてくださるのだとばかり思っていました。
初めのうちは皆さんそういうお気持ちの方が殆どでした。
「着痩せして見えて、サイズの合う洋服が作れるようになりたい。」
というご希望の方がほとんど全員でした。
ところが、去年のファッションショーに参加していただいたころから、少しずつみなさんの気持ちが変わってきたような気がしています。
「出来るものならプロとして、お客さまの洋服も創れるようになりたい。」
たくさんの方々が、ご自身にもその力があるかもしれない、と思ってくださるようになりました。
縫い方は、やってみて、何度も何度も繰り返していたら、眼に見えて上達します。
けれども型紙創りは、なかなか簡単には身に付けることが難しいことなのです。
あまりにもたくさんのことを学ばなくてはなりませんので、2～3年学んでいただいただけでは、身に付けていただくことは無理と、初めから期待はできませんでした。
洋裁教室の中で、希望されるデザインの型紙を私がお創りして、その縫い方を覚えていただく、それが一番効率のよい学び方ではないかと思って行ってきました。
型紙の出来不出来が洋服にとっては命なのです。
その型紙は、大切にとっておいていただけば、ずっとお使いいただけます。
趣味の範囲を出るつもりがない方々にとっては、それはとても楽ないいやり方なのですが、ご自身で、ドレス創りを職業として取り組んで行きたい方にとっては、型紙創りもすべてで身に付けないと不安が残ります。
当然です。
そこまで、皆さんの気持ちが上昇していることが、ここへきて初めて理解できました。
パターン専門のクラスも作ってほしいという声は聞こえてはいましたが、そんな難しいことに、本気で挑戦してくださるのかと、まだ不安が残っていました。
ところがここへきて、どうしても専門家になる、それも高い技術を身に付けた専門家になりたいという方々が次ぎ次ぎとお入りになられました。
もうやるっきゃないところまで来ました。
私もこれから先の体力を考えますと、もう今始めるしかありません。
もう身体のことは、神様にお願いするだけです。
自分なりに健康を保つ努力はしますが、そこから先は、「神さまの御心通り」ということで思い切ってスタートを切ります。
5年以内に、私を超える力をつけていただき、指導者になってくださる方が出ていただけるように頑張ります。
そう言う機会を与えていただけたことは本当にありがたいことです。
責任重大ですが、人生最後の大きな仕事になりました。
力まずに、相変わらず自然体で、全員で、厳しい中にも楽しく喜々として前進して行こうと思っています。
神様のお守りとお導きがありますように！！
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーＨｉｓａｋｏ
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