こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
今日は、日曜洋裁講座の一日でした。
午前と午後の通しで頑張ってくださっている方が3人、朝からいらしてくださいました。
午後からはお二人加わってくださいましたが。
お一人大阪からの受講生の方が、一番ひどい震源地にお住いのため、家はご無事でしたが、家の中が滅茶苦茶になってしまい、その後片附けの過労がたたって、熱を出して寝込んでしまわれたそうです。
今回の大阪地震は大変だったのですね。
今回は残念ですがお休みされました。
もうお一人の大阪からの受講生さんは、少し震源地から離れていらっしゃいましたのでご無事だったそうです。
歌手の方からのご依頼で超難関のドレスに挑戦してくださっています。
そのドレスの納期が迫ってきましたので、今日はホテルにお泊りになられ、明日も一日通しで制作に取り掛かってくださいます。
ものすごく巨大なパニエを1から全部ご自分でお創りになられました。
その大きさは、みんながアッと驚くほどでした。
実は私も驚いた人の一人です。
こんなにたくさんチュールが付いていて大丈夫かしらと、ちょっと不安になったことは事実です。
ところがシーチングという仮の生地で制作したドレスの仮縫いドレスと一緒にボディーに着せたところ、お客さんがご希望された通りのシルエットになりました。
実は私も、こうしてくださいとお伝えしたのですが、それが少しやり過ぎだったかも……、と、パニエを拝見したとたんに不安になっていました。
内緒ですが……。
けれども受講生さんにご注文された歌手のお客さまは、この巨大なシルエットをご希望されていらっしゃいました。
ステージでお召しになられるためには、このサイズの巨大なシルエットが必要だったのです。
最初に一目見た時には、びっくりしましたが、これで丁度良かったのです。
私も安堵の胸をなでおろしました。(笑)
30年もドレス制作に携わっていても、これだけ大きなスカートの制作のご指導をさせていただいたのは初めてです。
最近は、本当に極端なものが人気があるので、大変です。
こちらの受講生さんも、泣き泣き、死にそうになって制作しました!! と、悲鳴を上げていらっしゃいました。
本当に良く頑張ってくださって嬉しいです。
そのパニエのドレスの仮縫いはこちらです。
仮縫い用のピンクのチュールの身頃には、レースが付きます。
ドレス全体はサーモンピンクのお洒落なドレスになります。
もうお一人はウェディングドレスの制作をしてくださっています。
お友達に頼まれて、9月中旬にお友達がお召しになるウェディングドレスの制作をしていらっしゃいます。
こちらの受講生さんも、ご自分でパニエから作ってくださいました。
とてもきれいなサテンで仮縫いドレスを創ってくださいましたが、このサテンは仮縫い用の生地のシーチングよりお安く手に入ったそうです。
お若い方々のたくましさには、脱帽です。
あとから附けた胸元の飾りは、まだ整理する前ですが、こんな簡単な止め付け方でも、とてもよくお似合いになられ、喜んでいただくことが出来、制作された受講生さんも私も、大喜びでした。
お忙しい中を、ご遠方からわざわざお仮縫いにいらしてくださいましたお友達には、喜んでいただけてホッとしました。
それにしても、お二人共まだお入りになられたばかりです。
大きなパニエをお作りくださった方は、まだ4~5か月、お友達のウェディングドレスをお創りになっていらっしゃる方は、まだお入りになってからたったの2月です。
こんなに短期間であっても、本気の方には私も本気で間に合うように頑張ります。
「本気」の力は、本当にすごいものですね。
私も今日は感動させていただきました。
本当にありがたい仕事です。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーHisako
お問い合わせ
お電話、メールでのご相談も承っております。
03-3755-6822
〒146-0082
大田区池上7-19-7-3