ドレスの着こなし(6)経済的な観点から | 東京・池上、オーダーウェディングドレス、1000通りのドレス制作ドレスさらHisako

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ジュン・アシダで実践で学び腕を磨いた、ドレス創り50年のウェディングドレスデザイナー粕谷尚子です。花嫁さんの夢を叶えるドレス創りが私の生き甲斐です。

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アトリエ沙羅の粕谷です。

今日もこのブログを訪問して下さいまして

どうもありがとうございます。


「ドレスの着こなし」も今日が6回目になります。


今日本が 危機的状況だというのに

「ドレスの着こなし」どころではないでしょう……、

という気持ちを抱かれる方も

たくさんいらっしゃると思います。


私自身も 少し気が引けながら書いている部分もあります。


けれども みんなが自分の仕事を少しずつ

遠慮しながらやっていたのでは

日本の国が復興するのは

どんどん遅くなってしまうと思うのです。


今勇気を出して それぞれの分野で

それぞれの方々が 頑張って仕事をすることが

日本が立ち直るために必要なことだと信じています。



それでは 今日は 「ドレスの着こなし」を

経済的な面から お話しさせていただきますね。


私達の普通の生活では

ドレスを着る機会と言うのは 

それほど多くはないと思います。


というより 滅多にないという方が当たっていますよね。

そんな 滅多にない機会のためだけにドレスを用意するのは

勿体ないと思う気持ちがあると思います。


実は私も そんな気持ちを持っています。


それで もうずいぶん前ですが

イタリアンシルクのシャンタンという

少し厚手のしっかりしたシルク生地でドレスを作りました。

ドレスと言っても


 ラグランスリーブのジャケット

 ノースリーブのブラウス

 足首までのロングスカート

 普通丈のタイトスカート


この4点を 同じ生地で作りました。

ロイヤルブルーに近い

深みのあるブルーの無地の生地です。


ロングスカートとブラウスとジャケットという

正装では 5回ぐらい着たと思います。

結婚式の列席のために4回と

ジュン・アシダの会社の新年会は

正装で参加という決まりがありましたので

その時にも1回 着ました。


普通丈のスカートと合わせて着たことは

何回もありましたので回数までは

覚えていないほどです。


改まった会食の時や、観劇の時など

随分 便利に着用しました


4点も作ることは 作る時には

ちょっと大変と思われるかもしれませんが


いつ何があっても あのドレスがあるという

安心感を手に入れることもできますし

結果的には 経済効果抜群です。


このようにすると便利なことがもう一つあります。


例えば ドレス着用のパーティーに出席される場合

車で送り迎えしていただけるときはいいのですが

電車で行かなければならなかったりしたら

ロングドレスでは気が引けますよね。


けれども普通丈のスカートで会場まで行って

会場に着いてから 化粧室に行って

ロングスカートに着替えるということも出来ます。

それは とても便利ですよ。


ドレスを御用意されるときは

そんな考え方もあるということを

覚えておいてくださいね。


今日は ドレスの経済的な面を

考えて お伝えしました。



それではまた  明日。