5月24日(金)

第4,296話

 

こんばんは

今日も素敵な1日を過ごされましたか?

まずは1杯、今日の疲れを癒してくださいませ

 

 

 

 

 TODAY'S
 
思いと重い

 

 

皆さまはご存知でしょうか?

海上自衛隊鹿屋基地

 

 

そしてその地に

鹿屋航空基地史料館

あることを

 

 

 

 

鹿児島県鹿屋市にある

この基地は

 

 

ここは旧海軍の特攻隊が

飛び立って行った地

 

 

ご存知の方が多い

鹿児島県南九州市知覧町郡にある

知覧特攻平和会館

 

 

 

 

こちらは

旧陸軍特攻隊が

飛び立って行った地になります

 

 

 

 

高千穂峰に登山した翌日の5月5日

僕は明典さんに無理を言い

 

 

都城から1時間と少し

車を走らせてもらって

 

 

海上自衛隊鹿屋基地に隣接する

鹿屋航空基地史料館を訪問しました

 

 

 

 

鹿屋市は

太平洋戦争時に3つの飛行場が存在しました

 

 

知覧の方が有名ですが

 

 

この鹿屋は

日本で最も多くの特攻隊が

出撃した歴史があるのです

 

 

 

 

屋外展示を見るだけでも

十分に見応えがあるのですが

 

 

館内展示の充実度がすごかったです

 

 

旧日本海軍創設期から

第二次大戦にいたるまでの貴重な資料のほか

特攻隊員の遺影や遺書などが展示されていました

 

 

 

 

達筆すぎて読めない遺書も多い中

 

 

辛うじて読める遺書を読み

その想いに触れ

 

 

命の重さを感じます

 

 

 

 

今からちょうど

80年前に

2,600人を超える若人が

この地を飛び立って行きました

 

 

自分の命と引き換えにしたものは

いったい何だったのだろうか?

 

 

きっと子孫が

この日本に生まれて良かったと思える

そんな国を創ってくれる

 

 

国を守る

未来のために自分の命を差し出す

 

 

その重さは

どんな秤をもってしても

計ることはできない重さで

 

 

 

 

今に生きる僕らは

その重さをただ感じるのではなく

 

 

その想いを感じて

今できることを磨き

来たときよりも美しい国にするために

 

 

命を全うしていく

 

 

 

 

それが大切ではないかなと

明典さんと車の中で話しました

 

 

 

 

僕の祖父も

陸軍の兵士として

ティモール島で戦っていました

 

 

地図で見ればわかりますが

そんなところ?って場所にあります

 

 

蛙、蛇、蜥蜴

食べれるものは何でも食べた

 

 

祖父は話していました

 

 

そうして終戦を迎え

台湾から引き揚げて来て

祖母と見合い結婚して母が生まれます

 

 

 

 

その子供として生まれたのが僕

 

 

戦後32年目に生まれた僕は

こういう場所に行って

学ぶことによって

 

 

当時を知ります

当時を生きた人の想いを知ります

 

 

 

 

重さを知ることは大切ですが

重さを感じすぎると

生きにくくなることもあります

 

 

重さではなくその想い

 

 

その想いを受け取り

今を生きていく

 

 

 

 

今年のゴールデンウィークは

学びの多い時間を過ごしました

 

 

例年、とんでもなく

列車に乗っているのですが

 

 

今年は

往復乗車したのみ

 

 

新しい世界へ

誘われました

 

 

 

 

僕自身が

大きく変わるときなんだと思います

 

 

過去を見て現在を見る

未来を見て現在を見る

 

 

そして未来を描き直す

 

 

 

 

その一歩を

この地で踏み出しました

 

 

さぁ、やりますよ

 

 

しっかりと

思い描いた未来へ行くために

リスタートします