8月30日(水)
第4,028話
こんばんは
今日も素敵な1日を過ごされましたか?
まずは1杯、今日の疲れを癒してくださいませ
田園風景や川、山など
日本人が思い描くふるさと(田舎)を
イメージしていただくため
東京の真逆にあるという意味で
英語表記のTOKYOを反対にし
「おいこっと」とひらがなで表現しました
こんな列車が走っている路線があります
新潟県から長野県に向けて走る
飯山線
僕の大好きな路線です
このYouTubeは
以前に僕が乗ったとき
撮影したものです
僕には田舎が、ありません
正確に言えば、秋田県湯沢市が
田舎らしい田舎になると思うのですが
その家にもう、行くことは叶いません
父の実家
6歳の時の記憶で
止まってしまっています
田舎のおばあちゃん家をイメージしたという
おいこっと
それに乗れるかも知れない
そう思って乗り換え案内をピコピコ
新幹線の中で
乗れるとわかったとき
小さくガッツポーズをしました
それくらい
嬉しかったんです
今回の鉄分補給旅1日目
そのメインに据えるのに十分な列車
北越急行十日町駅は飯山線との乗換駅
北越急行の窓口で鉄印を購入し
第1目標を達成した僕は
連絡通路をJR改札へ急ぎます
時間は十分にあるのですが
指定券が売り切れると乗れないため
みどりの窓口に行く必要があります
みどりの窓口さんに
空席ありますか?と聞くと
ありますよ!と同時に
席はロングシートでいいですか?と
尋ねられました
できればクロスシートで・・・と
言いたかったのですが
ここはオススメ通りに
ロングシートを予約
これが正解でした
予約もできたので
駅周辺を歩きます
いつでもどこでも隙間時間は歩く
もう、習慣化しています
駅前は屋台が出ていました
何かのお祭りなんでしょうけれど
なんせ一番暑い時間帯
人通りもまばらでした
せっかくなので
何か買おうと思ったのですが
さすが元燃料屋さん
ご縁ある燃料屋さんのガスを
使っているお店から購入
暑いので
そそくさと退散して
駅へ戻ってきました
そこで嬉しい発見
越乃SHU*KURAが
停車中でした
この列車
ほんまに乗りたくて
虎視眈々と狙っているのですが
なんせ、ここは新潟
ホイホイと予約して
サクッと乗りに来ることは
なかなかできないのです
やっと会うことができて感激
記念に一緒に撮ってもらいました
おいこっとも
この、越乃SHU*KURAも
リノベーション車両なんですが
そのやりきり感が素敵なんです
シートはフッカフカの
リクライニングシート
イベントペースも作って
乗るだけで楽しい空間を
生み出しています
青梅川しゅかさんと巡ってみたい
日本酒を楽しめる列車
必ず乗りに来よう!!って
思いました
で、目的の列車はこちら
おいこっと
この日は1両編成
ポツンと、と言う言葉が似合う状態で
僕を待ってくれていました
いいかわ、いいそら、いいやません。
皆さんはどうか分かりませんが
僕は皆さんの
想像以上にテンションが上がって
ニッコニコで乗車しました
しゃないはこんな感じ
僕の席は右のロングシートの端っこ
ここから2時間57分
約3時間、お世話になる席です
走り出すと早々に記念乗車票をいただきます
向かい側に座るテンション高いご家族と
仲良くなりました
お父さん、お母さん
おばあちゃん、娘さん
この時間から飲めるの幸せ〜って
3時間の旅を満喫する家族
ちょっと本気で羨ましかったです
1両編成ですが
ちゃんと車内販売があります
田舎のおばあちゃん家がコンセプト
なので
おばあちゃん風のコスチュームに
身を纏い登場です
お商売がお上手なので
ついつい話し込んでしまいます
最初はビールを注文
パッケージが変なことになっている
焼きそばをアテに飲み出します
東京で仕事を終えた僕は
幸せ感に包まれていきます
ファミリーマートの天然水で有名な津南
その駅を越える頃には
お供はハイボールに変わっていました
アテンダントではなく
この車内では
「あてんだんと」
なんです
と、水本さん
もうね、すぐに仲良くなっちゃう笑
一晩で8m近く雪が積もった
記録を持っている森宮野原駅
一瞬の停車時間でしたが
今回は見事に写真撮影成功です
明治時代から
鉄道はその地域の人に求められて
どんどん延伸してきました
だから
とっても歴史があるし
その歴史の証人なんですね
人間なんて
100年生きることも難しいですが
鉄道の歴史は100年以上
車窓に見える
おばあちゃん家は
もっと歴史を
刻んでいることがわかる建物ばかり
乗るのも好きですが
車窓を眺めるのも好き
日本って
いいなぁって思う瞬間です
駅のホームに縁結びの神様が鎮座する
野沢温泉駅を後にすると
風景が変わっていきます
新潟県側は信濃川と旅していましたが
長野県側は田んぼと旅を楽しみます
何も考えなくていい
今のままでいいんだよ
そう語りかけてもらっているような
感覚になっていきます
飯山駅で長時間停車
マルシェでおやきを買ったりしながら
時間を潰し
早めに車両に戻って
あてんだんとの水本さんと
会話を楽しみました
鉄道が大好きなこと
JRは乗り終わっていること
こうして季節を変えて乗りに来ていること
そんな話は僕の方から
この仕事が好きなこと
冬も乗車したいけど
数年前からなくなって
冬は仕事がないんだ〜って
寂しそうに語る水本さん
その水本さんに
この後のプランのご提案をいただきました
長野に着いてすぐに
直江津に向かうのではなく
リゾート列車
ナイトビュー姨捨に乗ってみては?
そんなの言われたら
本気で考えてしまいます
発車時間が迫ってパチリ
運転士さんも
写真に入ってくださいました
もうね、全部楽しい
水本さんのおかげ様で
3時間があっという間でした
こんな撮影をしている僕に感化されて
仲良し家族もこんな感じ
お父さんと娘さん、最高です
やっぱりね
楽しんだもん勝ちです
また乗りに来ますね、水本さん
あなたと話した時間が最高でした
ほんまに
ありがとうございました