一般社団法人生涯けんこう -13ページ目

ガンは生活習慣病です。

従って、ガンは間違った自分の生活習慣により引き起こされたものと考えます。

言い換えれば、悲鳴を上げている体や心の声を無視して、無理を重ねた結果として

ガンになったのです。

 

上の図はNPO法人「ガンの患者学研究所」の川竹文夫代表が提唱している

ガンの原因と結果の図(別名氷山の図)です。

海面に浮かぶ氷山のように青い波の下にはガンの原因なった

・ライフスタイルの乱れ=夜昼逆転、眠る時間の不足など誤った生活習慣のこと

・食事の乱れ=暴飲暴食。時間が不規則な食事。栄養バランスを無視した栄養過多&栄養不足の食事など

・心の持ち方の乱れ(ストレス)=社会生活や家庭生活においても他人とかかわる以上様々なストレスがあり、逃げようもない場合もあります。大体においてガン患者はストレスを逃がすのがヘタでため込んでしまう性格の人が多いようです。現代生活ではなく、幼少期の自分では解決が難しいままトラウマのようになってしまったストレスもあります。

ここは正に十人十色で人それぞれです。

そして、海面から顔を出している部分がガンです。

つまり、海面上のガンを手術や抗がん剤や放射線で取ることが出来ても、海面下のガンの原因が手つかずであれば、氷山のようにいずれ海面にガンが出てくることを意味します。

これが再発や転移です。

つまり、治療が終わったから、自分は治ったではなく、退院後からがガンの原因を解決していく本当の勝負です。

そして、これは患者自身にしか出来ないことです。

 

「大丈夫。希望を持てば、あなたは治る。」

は私が学んだNPO法人「ガンの患者学研究所」がガン患者向けにお配りしている

「すべてはあなたが治るため」の最初にくる言葉です。

 

ガン患者の実に30%以上は絶望から「うつ」になるとの説もあります。

これは

・ガン=死のイメージが強い

・医者から希望を持つ言葉をかけてもらえない

・自分の苦しみを周りの人に分かって貰えない

・治療が上手くいかない

などの精神的負担が大きく、将来に希望が持てないことから来ます。

 

しかし、患者は治りたいのです。

そのためにはまず「ガンは治る」「治した人がいる」「自分も治せる」

という希望が不可欠です。

 

「ガンを治した人にたくさん会い、治るシャワーを全身に浴びてください」

「そして、自分の明るい未来」を想像してください

私たちはそのお手伝いをしています。

検査が進んで、ガンであることが認めざるを得なくなると「どうやって治すか」の段階になります。

多くの人は、実績のある治療法や実績のある病院、権威の先生を探し始めます。

しかし、自分なりの基準を持っていないと誤った方向に行ったり、あちこち方向がぶれることになります。

すぐにでもガンが大きくなってしまいそうで、焦ると余計に誤った選択をしてしまうことになります。

ここでは、どういう情報の集め方をするのか?が重要です。

1.治るための情報か?

2.自分に合う情報か?

 

1.治るための情報とは

  患者は治りたいのです。治るためには自分で治るための情報を集めなければなりません。

  ここで、重要な事は西洋医学をはじめ「100%ガンを治す方法はない」という事実です。

  (西洋医学がガンを克服できていないことは別の項で述べます)

  このことを常に肝に銘じて、治療法を選択しなければなりません。

  ・がんセンターや大学病院での治療が自分にベストな治療とは限りません。

    それらの病院でも多くの患者が亡くなっています。その仲間入りをしない様にそこで行われる

    治療法の長所や短所をきちんと理解し、自分で判断することが肝心です。

    最初から「医師にお任せで自分では何もしない」では治るとは限りません。

    特に、進行ガンや末期ガンでは、医師と患者の間で意識の隔たりが大きくなります。

    「こんなはずではなかった」とならないように慎重に決めましょう。

 

  ・一点集中は危険!!!

    病院の治療以外で色々な情報を集め、試す方が多いようです。

    例えば、サプリメントや漢方薬などの場合中途半端な情報を信じてしまうとお金ばかりが出ていくことになります。

    「ガンが治る」らしいはダメです。それで治った人がいるもダメです。

    断言しますが、サプリメントだけではガンは治りません。漢方薬も同じです。

    仮にガンを治した人がいたとしてもそれだけで治った訳では無く、それ以外の色んな事をしています。

    ガンを治した人に目の前に来てもらって納得いくまで聞いてみましょう。

    多分そんなことは出来ないでしょう

    これさえやれば大丈夫的な発想は捨てましょう!!!

    良さそうなことや続けられることは何でもやって、どれが効いたか分からないけど治ったが正解です。

 

  ・ガン患者向けの情報か?

    ガン患者向けでない通常の健康法などは鵜吞みにしないようにしましょう。

    体力が落ち、免疫が下がっている患者には向かない健康法がたくさんあります。

    その時の患者の状態も加味した情報かどうかを見極めましょう。

 

  ・「実績がある」の意味

     実績がある=たくさん治っているではありません。

     エビデンスがある=治るエビデンスではありません。エビデンスの多くは延命のエビデンスです。

 

2.自分に合う情報か?

  どんなに良い情報でも、その時の患者の状態によっては実施できない場合もあります。

  あまりに弱っていてやれない治療法もあります。

  そもそも、自分は適用外のパターンもあるでしょう。ちなみに胃がんは重粒子線治療の適用外です。

  金銭的な負担が大きい場合もあるでしょう。

  (お金持ちは助かる訳でもありませんが・・・)

 

<結論>

 さて、色々書きましたが、そもそも最善の情報はなかなか集められないし、時間もかかります。

 そこで、簡単でより確からしい方法をお教えしましょう。

 

 ガンを治した人にたくさん会って、治るシャワーを浴びることです。

 

 やり方が分からなければ、治った人の考え方ややったことをとりあえず真似てください。

 自分で実際にやってみて、その結果は自分の体で判断することです。

 細かく、自分の体の状態をチェックしていけば、良くなっているのかどうかは分かります。

 良くなっていれば続けるし、あまり成果が出ない様であれば別の方法に切り替えます。

 行動あるのみです。

 治るまでやり抜きましょう!!!

 

 生還者となった私にとって「ガンはとても有り難いもの」です。と書けば違和感がある方もおられると思います。今からその理由を述べたいと思います。

理由1.ガンのおかげで生き方が変わったから

 ガンの前は「他人に干渉しない代わりに自分にも干渉してほしくない」生き方をしていました。ガンになり否応なく死に向き会わざるを得ませんでした。目前に迫った死を避け、生き抜くためには何が大事で今何をすべきか?そして先延ばしすることなく行動で結果を出すことを求められます。まさに命がけで努力しました。そのあたりのことは徐々に述べていきたいと思います。

理由2.ガンのおかげで価値観が変わったから

 ガンの前は何となく平均寿命までは生きるのかなと「一期一会的な生き方」ではありませんでした。ガンになると途端に期限をきられます。1年後、3年後、5年後はどうなるのか?
 生き抜くことを第一に考えるとお金をどう使うのか?
 今までの仕事を続けて大丈夫か?
 何を大事にし、何をあきらめるのか?
今何を大事にしていることは徐々に述べていきたいと思います。

理由3.真の仲間が出来たから

 ガンの前は人にかかわりことをなるべく避けてきたので、当然なんでも話せるような友や頼れる相手などはいませんでした。しかし、今は闘病仲間や憧れの先輩生還者など尊敬できる先輩生還者など一生の友と呼べる人たちが出来ました。

理由4.ライフワークが出来たから

 ガンからの生還を果たしたものとして、何かしら社会に役立つことをしたいと思っています。この思いはガン生還者に共通するものです。それは言わばガンになったからからこそとも言えます。ガンから生還したからその体験とノウハウをガンで悩む人に還元していくことをライフワークとしていきます。

さらに色々書くことがありそうです。

私は2008年、53歳の時、進行した胃ガンになりました。

手術で胃の2/3と胆のうと2群リンパ節を取り、21日間の入院生活を送りました。

しかし、退院する時と1年半後に腫瘍マーカーが急上昇した時の2回にわたり、主治医より勧められた抗がん剤は断りました。

健康オタクで心配性の私は、自分がガンになった時、どう対処するかをおおよそ決めていたので、その信念に従ったのです。

(その間の経緯はおいおいご披露していく予定です)

 

今年でちょうど10年が経過しましたが、再発もなく、おかげさまで元気に過ごしています。

 

私は、(予定通り)ガン生還を果たすことが出来ましたが、私の周りでは実に多くの方が亡くなりました。皆さん本当に良い人達ばかりで治って欲しかったのですが、結果としてその願いは叶いませんでした。

その一方、私と同じように、または私以上に危機的な状況から生還を果たした人たちとの絆が出来ました。その中には余命宣告をはねのけた方たちもおられます。

 

この両者を分けた違いはどこにあるのでしょうか?

 

その両方を見続けた私には「生還を果たすある法則」が見えました。

生き残った者の果たすべき使命というか、かつての自分のように今現在ガンで苦しんでいる方たちに対し、自分の経験や知識がお役に立つのではないか?

ガンの悩みを解決または軽減するためのアドバイスが出来るのではないか?

何かしら希望を与えることが出来るのではないか?

 

いつの日にかガンも克服できるのかもしれませんが、それまでの間、志を同じくするガン生還者の仲間と微力を尽くしたいと思っています。