前回のブログで「つづく」・・・

としておいて、またもやご無沙汰しておりました。

盆休みしっかり取ってしまったオドリです。

 

 

 

8月上旬はSPCC 学校写真向上プロジェクト情報PARK

主催の「夏勉2023」で、すっかり興奮してしまい

 

早速、日頃の撮影で生かそうと思った

「ストーリー性」を意識した撮り方。

 

毎月日常保育撮影に行く園で試してみることにした。

 

 

 

 

 

夏は水遊びを全クラスすることになっていて、1週間で2回訪問。

保護者会からの依頼案件で、

毎回、フルに撮影するのを期待されている。

4時間の滞在時間で

0〜5歳さんの日課内容、時間、場所など取材して

教室や園庭、プール、公園など

撮り漏らし、偏りがないように動き回るのだ。

 

こんなに頻繁に訪れて、めいいっぱい撮影して、、、

果たして保護者は飽きないのかしら?売れてるのかしら??

 

そんな心配をしながら、

子どもたちの様子が見てみたい保護者の目になり代わり、

写真販売に直に繋がらない写真も、保育の様子がわかるようならと、混ぜ込みながら

撮影している。

 

 

 

 

でも、「ストーリー性」に興奮しているオドリは

一味違うよ!ww

 

カメラ構図をめちゃくちゃ変えてずーっと「組み写真」撮ってる。

先週とは大違い!?

 

 

いつも写真が好きな女の子が乗ってこない。

廊下にぽつんと座っていじけてる。

イジケの風情を俯瞰でパチリ、横からパチリ、、、、声かけてもいじけ続けてる。

絶対こっち見ない・・・(⌒-⌒; )あら重症。。。

 

 

撮った後モニターで見返すと、

「これらの写真は心情がわかりすぎる!!売ってもいいのか????

とびびる。。。

 

それから、もう一方の女の子を先生が抱っこしながら何か話し合っている。

 

その子も写るようにいじけの子を撮る。

抱っこの子の反対側に回り込み、いじけの子を入れ込む。

 

 

他の子たちは思い思いに遊んでいる。満遍なく撮っておこう。

 

 

 

少しすると、廊下の子と先生抱っこの子が遊びだしている。静かに。

そばに先生がいる。

 

という写真が撮れた。

 

人間関係のあれこれは日常のうち。じっくり寄り添って解決を待つのがここの園の良いところ。

 

一連の写真は、セレクトして納品した。

担当の保護者チームが事前チェックの上、販売に回るかどうか決まるので、委ねる。

私が親なら、フォトブックにしておきたい写真たちだ。

 

 

 

ストーリー性を見つけようと思うと、小さなドラマやハプニングの連続だな。

 

子どもたちが立ち去った後、並んでた

 

 

 

普段と変わらない活動も、

何を考えて取り組んでるのか?
一緒に遊んでいる子との関係性とか

寄りから撮って「何?」と思わせて引きで「なるほど」
段々と全体像が掴める。
コマ割りをして漫画仕立てにできそうな

構図をあれこれ試しホイホイ撮り進んでみた。

 

 

表現の癖を一旦手放して、
いつものルーティンとは違う刺激があり、面白いね。

(もちろん満遍なく撮影です、ハイ💦  保護者から直にツッコミが来ますので)

 

子どもたちが立ち去った後、並んでた

 

 

 

で、このストーリー撮影で、副効果があった!!

 

撮影データ整理が面白いのだ💕

 

普段でも、じっくり写真を見返す作業は

「こんなの撮ってたんだ〜!」という発見に溢れているのだが
とにかく枚数が膨大で根気が続き兼ねます

 

今回は話が続くように見ることができ、

1枚1枚の写真の意味も感じる。

結果、
写真の歩留まりが良く、納品枚数が増えてしまった。

 

何度も通う保育園で頻繁に入ったタイミングだったので

試すことができたけど、

 

運動会や発表会などの行事撮影とかだと、もう記録優先!

 

自由時間があって、取り尽くしたタイミングでなら

ストーリー撮影をまたやってみようかな。

 

 

夏勉2023の先生方、ありがとうございました!!

 

 

 

オドリ