前回のブログで「つづく」・・・
としておいて、またもやご無沙汰しておりました。
盆休みしっかり取ってしまったオドリです。
主催の「夏勉2023」で、すっかり興奮してしまい
早速、日頃の撮影で生かそうと思った
「ストーリー性」を意識した撮り方。
毎月日常保育撮影に行く園で試してみることにした。
夏は水遊びを全クラスすることになっていて、1週間で2回訪問。
保護者会からの依頼案件で、
毎回、フルに撮影するのを期待されている。
4時間の滞在時間で
0〜5歳さんの日課内容、時間、場所など取材して
教室や園庭、プール、公園など
撮り漏らし、偏りがないように動き回るのだ。
こんなに頻繁に訪れて、めいいっぱい撮影して、、、
果たして保護者は飽きないのかしら?売れてるのかしら??
そんな心配をしながら、
子どもたちの様子が見てみたい保護者の目になり代わり、
写真販売に直に繋がらない写真も、保育の様子がわかるようならと、混ぜ込みながら
撮影している。
でも、「ストーリー性」に興奮しているオドリは
一味違うよ!ww
カメラ構図をめちゃくちゃ変えてずーっと「組み写真」撮ってる。
先週とは大違い!?
いつも写真が好きな女の子が乗ってこない。
廊下にぽつんと座っていじけてる。
イジケの風情を俯瞰でパチリ、横からパチリ、、、、声かけてもいじけ続けてる。
絶対こっち見ない・・・(⌒-⌒; )あら重症。。。
撮った後モニターで見返すと、
「これらの写真は心情がわかりすぎる!!売ってもいいのか????」
とびびる。。。
それから、もう一方の女の子を先生が抱っこしながら何か話し合っている。
その子も写るようにいじけの子を撮る。
抱っこの子の反対側に回り込み、いじけの子を入れ込む。
他の子たちは思い思いに遊んでいる。満遍なく撮っておこう。
少しすると、廊下の子と先生抱っこの子が遊びだしている。静かに。
そばに先生がいる。
という写真が撮れた。
人間関係のあれこれは日常のうち。じっくり寄り添って解決を待つのがここの園の良いところ。
一連の写真は、セレクトして納品した。
担当の保護者チームが事前チェックの上、販売に回るかどうか決まるので、委ねる。
私が親なら、フォトブックにしておきたい写真たちだ。
ストーリー性を見つけようと思うと、小さなドラマやハプニングの連続だな。
子どもたちが立ち去った後、並んでた
普段と変わらない活動も、
何を考えて取り組んでるのか?
一緒に遊んでいる子との関係性とか
寄りから撮って「何?」と思わせて引きで「なるほど」
段々と全体像が掴める。
コマ割りをして漫画仕立てにできそうな
構図をあれこれ試しホイホイ撮り進んでみた。
表現の癖を一旦手放して、
いつものルーティンとは違う刺激があり、面白いね。
(もちろん満遍なく撮影です、ハイ💦 保護者から直にツッコミが来ますので)
子どもたちが立ち去った後、並んでた
で、このストーリー撮影で、副効果があった!!
撮影データ整理が面白いのだ💕
普段でも、じっくり写真を見返す作業は
「こんなの撮ってたんだ〜!」という発見に溢れているのだが
とにかく枚数が膨大で根気が続き兼ねます
今回は話が続くように見ることができ、
1枚1枚の写真の意味も感じる。
結果、
写真の歩留まりが良く、納品枚数が増えてしまった。
何度も通う保育園で頻繁に入ったタイミングだったので
試すことができたけど、
運動会や発表会などの行事撮影とかだと、もう記録優先!
自由時間があって、取り尽くしたタイミングでなら
ストーリー撮影をまたやってみようかな。
夏勉2023の先生方、ありがとうございました!!
オドリ