保育園〜大学の撮影、いわゆる「学校写真」が
ドリームタイムフォトデザインの大きな柱だ。
でも、個別の代写の依頼に応えたり、代写を頼んだり
はあっても、
学校写真業界の横のつながりは今まで持ち得ないまま
柱として発展してきた。
ところが、6月に開催の「PHOTONEXT」で、
学校写真をテーマにした講演があり、
という、学校写真の前向きな発展を目指す情報グループに出会った。
欲しかった情報ど真ん中のグループ。
対面での講習会&情報交換会「夏勉2023」があるということで、
波に乗るように参加。
ゲストで、営業写真(婚礼、家族、企業・・・など)で活躍の
北井一大氏の講義があった。
素敵な作例を紹介しながら、撮影の背景や、アイデアなど伺う。
質疑応答で、何を一番心がけているかという問いには
「ドラマや映画のワンシーンのように、ストーリー性のある画作りを
常々意識している」そう。
北井氏の撮った、知らない家族、カップルの写真を見て、
確かに余白や背景、主役を取り巻く人々の表情に
物語を感じる。
カメラマンの視線、意図を感じる。
さて、翻って
学校写真の肝は、生徒・子どもたち全員を満遍なく記録する、
ということ。
意図を表現できる機会もあるにはあるが、
全員主役扱いの写真を撮り逃がすわけにはいかぬと、
モーレツな勢いでシャッターを切る。
撮影ジャンルの対局?かしら??
とも思えたが、
この「夏勉2023」で得た知見、
「ストーリー性」を強く意識した撮影
を、学校写真で試してみた。
---つづく---
オドリ