数百人のポートレートを撮る卒業アルバム撮影。

 

グループごとに予約をいただき、

キャンパス内の指定された場所に伺います。

大急ぎで現場の光と背景の具合の良いところをロケハンして決定。

短い時間でその子たちの最大限の輝く表情を誘い撮影。

モニターを見て納得してもらう。

を繰り返します。

 

 

写りに納得がいかないアルバムって、

その後見返すことがなかったなぁ〜

と、

我が身の学生時代や記念写真台紙のことを思うと、

やっぱ、自分の撮影した学生さんには、撮影したものを見て輝いてほしいのだ。

 

この日は、テスト撮影のモデルさんといっしょに回れたので、

貴重な試写をば・・・
(普段は学生さんで試写)

 

 

 

 

 

暗い木立の中 200mm F2.8

一見、暗い環境でも、外は明るいものです。

光の周りが安定的。

遠くにあるケヤキを引き寄せて、高い木が画角内に入るように、

ややアオリながら撮りました。

 

 

 

 

 

 

同時刻、開けた場所の日陰の中で。

まぶしさのないリラックスした環境。

日陰なのだが、逆光をチョイス。

 

 

 

 

大きなガラス窓の廊下で。200mm

向かって左側がガラス窓。

西日が強く、直射されないよう、柱の日陰に入ってもらっています。

右が白壁のカポックで、スタジオ状態。

このエリア近くで待ち合わせのグループはお得感。

背後もガラス窓で、外の樹木を引き寄せています。

 

 

 

 

 

 

外廊下。135mm

モデルの服と同じ色の木立があったので、引き寄せました。

 

 

 

 

 

 

午後3時、冬らしい横なぐりの西陽がまぶしい場所。

かろうじて目が開けられる反逆光の立ち位置で。

髪が一番きらめきました。

 

 

 

 

 

次回は、

撮られ慣れてない人々のナイス表情を量産する方法を

思いついて、実践してみた話をば・・・

 

 

 

オドリ