中秋の名月ですね。

秋のお彼岸を、きっちりと教えてくれる

彼岸花

 

駅に行く道端に咲いていました。

 

アスファルト&電柱&ケーブルにガッチリ押さえ込まれて。

 

 

びっくりして引き返して撮りました。

今年もお会いできて良かったです。

 

 

 

超大好きな絵本に

甲斐信枝さんの「ひがんばな」があります。

 

 

絶版かな、お高いです。

 

 

 

小学校PTAと同時に始めた
絵本の読み聞かせボランティアは通算17年(💦)

毎年、当番でタイミングを逃さず、

この本を読むことにこだわっていました。

 

子どものころ

山道、お墓、田んぼ、生活道路に

一斉に、真っ赤っ赤に咲き揃う彼岸花は

綺麗だけど、不気味なお花でした。

 

今が群生地が人気ですね。白も黄色もあるし。

おしゃれな造形で、写真映えしますね。

 

 

甲斐さんの「ひがんばな」は

彼岸花の逞しさとユニークな生態、愛称が無数に存在することを紹介していました。

 

曼珠沙華、きつねのちょうちん、葉なし、花なし、花火、舌曲がり・・・

なかでも、

いっぽんかっぽん という名前が、今日見た彼岸花にぴったりの名前かな。

 

彼岸花は球根を掘り捨てても、

根っこが出て、また球根を地中に埋め戻すそう。

 

 

この電柱の彼岸花は、アスファルトを敷く前にこの地に生えていたものなのか?

タネを鳥が運んできた、実生のものなのか。

とにかく、球根はアスファルトの中で安泰。

この地は、いくら草刈りをしても、この彼岸花の陣地である、と思えると、

なんか、一安心。

 

 

おど