時々、霊をひどく怖がる方がいらっしゃいますが、私らも、生まれる前は、霊だったわけです。


まぁ、たまに、人を脅かす専門の、チンピラみたいな霊も、いますけどね。


だいたい、霊は、エネルギー体なので、物質に対する影響力は、あまりないのですよ。


昔、畳の上で、うたた寝をしていたら、ガイドに、「風邪引くから、起きなさい」と、言われたことが、ありましたが。


すぐ隣の押し入れから、毛布を落としては、くれませんでした。


物質である毛布を動かすよりも、私を起こした方が、ずっと簡単なわけです。


だいたい、霊がそんなに力を持っていたなら、祟りが怖くて、戦争なんて、とっくになくなってます。


某大統領の所に、毎晩、二、三十体の霊が訪問して、どんちゃん騒ぎをやってくれれば、、。


もっとも、彼は、生者からも、かなり怨みを買ってますからね。きっと、プロに頼んで、結界とか張ってあるのでしょう。


ロシアン正教の秘術なら、いいけど、密教とかだと、ちょっと嫌かも。


亡くなった方が、充分なエネルギーを溜めていたら、物質を動かす事は、あります。


うちの父が、亡くなった時、庭の柿の木の幹が、裂けたそうで。


まだ45才だったから、エネルギーが残っていたのでしょう。


メアリー長老は、92才でしたから、ホントになんにもなかったですよ。


体力もエネルギーも、全て使い果たしていたらしい。


ご高齢の方でも、亡くなった後、家の電気製品が壊れたり、電球が切れたりするものですが。


それは、死んだ時に放出されるエネルギーなのね。


でも、そんなエネルギーは、長続きしません。


で、チンピラみたいな霊は、生者のエネルギーを、狙います。


それも、ネガティブなエネルギーでないと、だめなのね。


だから、彼らは、恐怖、怒り、嫉妬、自己不信、孤独、後悔、なんてのが、大好きです。


ポジティブなエネルギーだと、合わないからね。


それで、生きている人を、殺すぞとか、不幸になるとか、脅します。


怖がってくれなきゃ、エネルギーをもらえないからね。


心が読めるから、その点、的確です。


でも、物質に作用する力は、あまりありません。


家の中で、不審な物音がするとかは、住民のエネルギーで、動かしているのが、ほとんどです。


でも、その前に、不幸なのは、あなたでしょ?


とうの昔に、光に帰るとか、諦めて、暗闇に、いるんでしょ?


私が愛を送ってあげよう、、とか思うと、津波のように、ずざざざざ、と逃げたりします。


なんか、光で溶けちゃうのか?というような、怖がり方ですね。


というわけで、家の中で、たまにラップ音がすると。


わ〜、もう一回やって〜。今度は二回ね?


なんて言っているのですが、ちっともやってくれません。



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