野球のルールはすごくむずかしくて、覚えるのに大変だ！なんて思っていませんか？
そんな野球のルールを小学生の皆さんにもわかりやすく解説していくコーナーです。
今回は、【カウント】についてです。
この数によって、チームの攻撃のやりかたや、守備の仕方が変わってきますので、常に意識してプレイしていかないといけません。
これは実は、すごーーーく奥が深いです。
でも、超簡単に説明します。
Ｂ：ボールの数
Ｓ：ストライクの数
Ｏ：アウトの数
ボールは４つでフォアボール（四球）になり、一塁へアウトにならずに行ける。
歩いて行ってもセーフになるので、「歩かせる」とか言われます。
ストライクは３つで、ストライクアウト（三振）になり、バッターはアウトになります。
アウトは３つで攻撃が終わります。
相手の攻撃に代わるチェンジになります。
アウトカウントで、攻撃も、守備も戦法が変わりますので、必ず確認しないといけません。
野球ではよく見かけます、
攻撃の人も、守備の人も（グー）を出して「ノーアウト」や、人差し指だけ出して「ワンアウト」、二本指を出して「ツーアウト」と仲間同士で確認し合っているところを見かけます。
このＢＳＯの３つの数字が実は重要で、いつでも考えてプレイして欲しいです。
例えば、ボール３個の場面
これは打者（バッター）が有利で、
投手（ピッチャー）が不利な状況です。
あと一つボールになると、一塁にランナーを出してしまうからです。
この場合、
チームによっては、バッターに「待て」のサインが出る事もあります。
無理して打ってアウトになるよりも、一球待ってみてフォアボールになるかも？
っていう時です。
また、ストライクが２個の場面
これは打者（バッター）が不利ににり、
投手（ピッチャー）が有利と言われます。
あと一つで三振になり、アウトになってしまうから、少しくらいボールかな？と思っても振っていかないといけません。
もし振らずに、ストライクと言われたら三振になってしまうからです。
それなら、少しくらいボールでも打ってみてヒットになるかも？に期待するからです。
そして最後にアウトが２個の場面
これはあと一つで攻撃も、守備も交代（チェンジ）になるので、少し考え方が変わります。
ピッチャー（守備側）の考えはあと一つだから、打者を何とかアウトにするようにだけ考えていこう！となる事が多いです。
バッターの立場からすると、何としても塁に出ないといけません。
アウトになったらチェンジしてしまうので、ヒットでも、四球でも、相手のエラーでも何でも良いのでアウトにならない事をしないといけません。
ランナーの立場からすると、あと一つでチェンジなので、打者がフライが上げても、ゴロになっても、三振しても次の塁やその次の塁を目指して走らないといけないカウントです。
野球では当たり前とされている事ばかりですが、もっと深く考えていくとものすごくいろんな考えがありますので、どんどんコーチや、監督、お父さんたちにも聞いてみてください。
もっと面白く野球ができるようになりますよ！
他にも、プロ野球や高校野球を観て、カウントを意識してどうやってプレイしているか？チェックしてみてください。