人の行動は曖昧なものより具体的なものの方に流れやすい

 

勉強をしようと思っているけど、どうしてもゲームをやってしまう

これは

あなたの意志が弱い

 

 

ということではありません。


それではなぜ勉強ではなくゲームをしてしまうのか?

 

それは

人の行動は曖昧なものより具体的なものの方に流れやすいから


「勉強をする」という曖昧な行動より

「ゲームをする」の方が具体的な行動の方だからです

 

 

ゲームに流されないためには

「勉強をする」という曖昧な行動を細分化し、具体化しましょう

 

 

やり方はとっても簡単です

こんな質問を自分に投げかけましょう

 

「勉強をしよう」

「具体的には?」


「数学の勉強をする」

「具体的には?」


「学校で使っている問題集をやろう」

「具体的には?」


「問題集の20ページをやろう」

「勉強をする」より「問題集の20ページをやる」の方が断然具体的です。

 

このようにすれば

「問題集の20ページ」にフォーカスできるので、ゲームに流れることを防ぐことができます。


ついつい、やるべき行動ではなく、他のことをしてしまう

ということがあるのならば

やるべき行動が曖昧なのかもしれません


そのときには、「具体的には?」という問いを投げかけて、

どんどん細分化しておきましょう


今日、具体的に何を勉強しますか?

 

私大入試、国公立大2次試験、高校受験に備えて!

受験勉強には、

こうすれば100%成功する

というセオリーがないので受験勉強をしている人は不安に駆られることも多いかと思います。


私自身も受験勉強をしているとき

常に不安がありました。

 

部活動ならば

対戦相手は見えるのでそのための準備ができますし

練習試合などで自分の力量もはかれるので

何を鍛えたらいいのかがわかります。

 

 

受験では相手は見えないので対策が出来ません。

また、模擬試験はありますが、出題傾向などにより

出来不出来が決まるので

正確な自分の位置はわかりにくいし、

何を鍛えればいいのかが明らかになりにくいですね。

 

 

そこで、

ある程度の割り切りが必要だと思います。

 

私がおすすめする割り切りとは次の二つです

 

 

見た問題だけは完璧にする!

問題集1冊に集中!

 

これだけです。

 

 

数学などは

色々な問題に手をつけたくなります。


その気持ちわかります。


でも、

色々な問題に手をつけても

そのすべてが不完全ならば

たとえ、同じ問題が出題されても解けません


それならば

見たことがある問題が出題されたら解ける

という状態にしておいた方が戦略的には正しいと思います。

完璧になれば次に進めばいいので、

はやく完璧にすることで次の問題集でより多くの問題が解けます。

しかも

ここが一番大切なのですが

問題集1冊が完璧ならば

次の問題集に取り掛かったときに

8割以上の問題は完璧な状態で始められるので

次の問題集にかかる時間は大幅に短縮されます。


このような利点が多いので、

見た問題だけは完璧にする!

問題集1冊に集中!

をお勧めします。

 

 

人間関係が原因で不登校になった生徒へのアドバイス


鹿島学園通信制沼津キャンパスに転入学を決めた生徒のうち60%


人間関係のトラブルから不登校になり転入学をしてきました。


人間関係のトラブルから不登校になった生徒の特長として

完璧主義というものがあります。


完璧主義の人は

自分の行動をミスがないように生活をします。

人に怒られないように、人の顔色をうかがいながら行動することもあります。


行動の動機は、

「~すべき」「~してはいけない」がほとんどです。


完璧主義ですから、

完璧にできなければ落ち込みます。

それが故に、

それができない、やらない他人に対してイラッとしがちです。


また、

完璧主義の根本には

「拒絶されたくない」という思いがあることが多いので

イラッとした感情と拒絶されたくない感情の葛藤によって

人間関係でトラブルになることがあります。


このような生徒との個人セッションでは、

他人に対してイラッとするとき、

本人が「私が普通であなたは普通ではない」

という自分ルールが働いていることを理解することから始めます。


理解出来たら

「あなたは、よく頑張っているからそれが普通に感じる。よく頑張ってきたんだよ」

と伝えます。

つまり、

「他人が普通であなたが普通以上にがんばっていた」というルールにきづいてもらうのです。

そして、

ルールに気づいた次の段階で

 

イラッとした自分に共感するようもっていきます。

 

一番大切な自分自身を許すことができるようになります。

自分が許せるようになることが他人を許す第一歩です。

 

他人を許すことができれば、今までのトラブルを回避することができるからです。

 

 

知っているということは

 

論語の中で、孔子は次のように言っています。

知るという事は、

知っていることを知っている、

知らないことを知らないという事


ん?

何を当たり前のことを言っているの?と思ったでしょうけど、

これがなかなか奥が深いのです。


このようなことありませんでしたか?

勇気を出して先生に質問しました。

先生が一生懸命説明してくれたけどあんまり理解できなかった時、


先生「どう?わかった?」

あなた「はい、だいたいわかりました

どうですか?


一生懸命に説明してくれた先生に気を遣ったり

もう一度説明するのも面倒だったのか

わかりませんが、

大抵の人は経験があるのではないかと思います。

当然、私もあります。

しかし、


こう言ってしまうと、

自分の中の疑問が消えて、

わかっていないのに、わかっている感が出てきてしまいます。


「だいたい」と言っている時点で、

「わからないところがある」ということなのです。


だから、

本当に理解したのならば

その「わからないところ」をつきとめて、いく必要があります。


改善すべきはなんと!?


質問の仕方にありました!!


そのときのベストな質問の仕方はこちら。

この問題の〇〇がわかりません」と、

自分がわからない部分を明確にして質問しましょう

 

 

なぜかと言いますと

「この問題がわかりません」と質問されると

きっと、この部分がわからないのだろう、

と先生は勝手に解釈して説明を始めます。


すると、質問した本人がわからなかったところと一致しない場合が出てきます。


これは、いい解決方法ではありません。

ですから、「この問題の〇〇がわかりません」と質問した方がいいのです。


そして、この孔子の言葉からもう一つ大事なことを学ぶことができます。


それは、

知っていることと知らないことを区別するという事です。


この境界線がほとんどの人がクリアになっていません。


境界線をクリアにすれば、

あとは、知らないことだけに集中して学ぶことができるので、

無駄を省くことができます。

実は、

アクティブブレインセミナー「~オンライン記憶術講座~」

ではこのようなことも説明します。(アクティブブレインセミナー


それは、

境界線をクリアにするだけで脳は活発に動くようになるからです。


興味のある方はぜひ、受講してくださいね

現在、予定されている日程はございません。

2人以上でのお申し込みで日程検討をさせていただきます

お気軽にお問い合わせください。

 

 


定期テスト目標設定シート

 

学年末テストに向けて、定期テスト目標設定シートを生徒それぞれが作成しました。

対象は、中学生と高校生です。

そして、毎週、定期テスト目標設定シートを使って振り返りをしています。

その結果オリジナルの学習計画が立てられます。

 

その成果が出てきています。

 

いつもテスト勉強の開始が遅れがちな中学2年生男子が

テスト11日前にすでにかなり仕上がっています。

そのことを言ってみたら

本人もまんざらではない感じです。

結果は出ていないのですが、

結果はどうであれ

行動が大きく変わったことは今後にとても期待できます。


ドリカムハイスクールでは、

ただ、目標を設定するだけでなく

毎週、自身での振り返りのを行うことで

先週の行動が本人が叶えたい目標に向かっているのか

客観的に判断します。

そのことで

いわゆるPDCAサイクル

中学生の段階でしっかり回すことができるようになります。


テストの点数は、社会に出たらチャラになりますが

自分で目標を作り、行動し、振り返り、次の行動へつなげるというテクニックは

大きな財産になります。

 

このような大きな財産をドリカムハイスクールで関わっているうちに

手渡したいと思っています。

より、目標に近づくようこれからも支えていきます!

 

 

知ったかぶり

 

人が何かを説明すると「それ知ってます」と言う人いますよね。

知っていて、実行している人もいるでしょうが、

ほとんどの人が知ってはいるけど、実行していない印象があります。

これとても危険なのです。

 

たとえば、

私「2次関数で解の配置という難問があるだよね」

Aくん「あ、それ知ってます」

私「よく知っているね」

Aくん「このまえ先生が説明してくれました」

私「解くときのポイント覚えてる?」

Aくん「はい、ノートに書いてあるから見ればわかります」

・・・・・

 

やばいですね

Aくん、ノートをみなければあわからないということは

解の配置について全然わかっていないということです。

しかし、本人にはその自覚がまったくありません


「解くときのポイント覚えてる?」の問いに対して、

「説明は聞いたのですが、ポイントはわかりません」という意識ならば

「じゃあ、ポイントを言うからメモして」などと学びの機会が得られたかもしれません。

学びの機会を自分から放棄しています。

もったいないですね

 

このように「わたったふり」は気づきの機会をなくしてしまいます

 

人間の変化は、気づきからです。

気づかなければ変化はありません。

ですから、「わかったふり」は気をつけましょう。

わかったふりは癖になっている人も多いので要注意です。

 

 

習慣の本当のすごさ

私事ですが、
週4回ほどプッシュアップ、つまり腕立て伏せのインターバルトレーニングをしています。

 

高校時代には

ベンチプレス105kgを持ち上げたことがありますが

なぜか、プッシュアップ、懸垂が得意ではありませんでした。

 

このインターバルトレーニングを習慣にし始めた時も

得意ではないプッシュアップですから、

20回ほどでダウンしていました。

 

大切なことは、自分の限界に挑戦すること

 

回数を決めずにできるところまで

全力で取り組むことだけを意識しました。

 

習慣化するのには、

【気合、根性不要の習慣作り講座】の中でお話しているテクニックを使っています

 

 

すると、

3か月後には・・・・

なんと70回を記録しました。

 

 

インターバルトレーニングなので

プッシュアップが連続70回できるようになったわけではありませんが

たった3か月で3倍以上に増えました!

 

単純にうれしかったです!

 

それと同時に

【気合、根性不要の習慣作り講座】の中でもお話する

習慣のすごさを改めて感じることができました。


ポイントは

最初の回数は関係ありません。

たとえ5回しかできない人でも

定期的に

そして、とにかく全力で取り組むことです。


5回やったって何にも変わらないよ

と思い、やめてしまう人は

いつまでも5回が限度です。


私自身も習慣について学ぶ前は、

気が向いた時だけ取り組んでいたので

結局は、20回が限界のままでした。


でも、

この3か月、

全力で向き合ったことで過去最高の回数を記録することができました。

 

始めた時には夢のような数字100回も

こうなると現実味を帯びてきますよね。

これも習慣のすごさです。


無理と思えたことが、

もしかしたら、という気持ちになれるのです


あなたは何を習慣にしますか?


【気合、根性不要の習慣作り講座】は、

2月20日(日)10:00~11:30で開催します

したい習慣が決まったら、気合、根性ではなくテクニックで身につけてみませんか?

 

中学3年生女子生徒の今週の振り返りシートから

目標達成のためにドリカムハイスクールでは、

毎週最初の授業で振り返りシートを使って振り返りをしています

 

その振り返りシートの最後の項目が

「今週何をする」です。

そこに次のようなことが書いてありました。

++++++++++++

寝る前にその日覚えたことを書き出して覚える

↑ これを見ながら朝も復習する


公立の入試までにやるべき事を書き、計画を立てる


土日でも朝8:00には勉強を始める


まだ暗記しきれていないところを全て書き出す


朝の学習を毎日忘れず行う


帰宅後はすぐに宿題を終わらせる


勉強の合間は10分以上の休憩をとらない


++++++++++++

中学3年生とは思えない、とても具体的な振り返りができています。


本人に振り返りについて聞いたところ


振り返りをする前より、振り返りをしてからの方が

やるべきことを意識できるようになり、

日々行動に移しやすくなってきているそうです。

 

 

次のステップは、

やりたいことが習慣になる方法を伝え、本人が望む学習習慣を作ってあげること

折を見て伝授していこうと思っています。

 

 

行動制限は窮屈なもの?

 

新型コロナウィルスオミクロン株の影響で静岡県もまん延防止地域に指定されました。

行政から行動制限などの、〇〇制限が発表されました。

〇〇制限にとても窮屈さを感じる人も多いようですが、果たして・・・

 

〇〇制限とは、

今までしていきたことを制限されることです。


たとえば、

週末に県外によく出かけていた人が、出かけることを制限する

外食によく行っていた人が、混雑した時間をさけるか行かないよう制限する

 

でも、

今までしてこなかった行動を制限されるわけではありません。

制限以外の新たな行動は、自分の意志で行うことができるのです。

 

ここで、ひとつ大事なポイントがあります。

それは、

 

 

今までしてきたことを同じように続けるということでは、

成長は望めないということです。

 

 

 

せっかく今までの行動ができなくなるですから

成長のためにも新しいこと試してみたらいかがでしょうか?。

 

新しいことには

今まで味わったことのない達成感や感動が待っています

 

しかも、

もしかしたらそれがあなたのライフワークになるかもしれません。

 

窮屈さに目を向けるより、

新しいことを探すという方向に目を向けてみたらいかがでしょうか?


私も家族で電車等でよく出かけていましたが

この2~3年ほとんど出かけなくなりました。

その代わり、

今までならば車でしか行かなかった少し遠い場所へ歩いて行ったりしています。

そのことで、

新たな発見があり、とても楽しい時間を過ごしています。

それは、好きな時に好きなところに出かけていたころと比べても、

とても楽しい時間になっています。

 

また、

 

密を避けるために始まった「オンライン授業」

そのおかげで全国の人とつながることができ、

よりお役に立てる機会が増えました。

 

昨日も、東京の方と兵庫の方がオンライン講座に参加してくれました。

これも〇〇制限に窮屈さを感じたのではなく、

〇〇制限の中で何ができるかに目を向けた人がいてくれたから

 

 

さあ、あなたも窮屈さではなく、新しい発見を見つけることに目を向けましょう

 

 

苦手科目(今回は英語)を克服する習慣化

習慣については今までもたくさん記事があるのでぜひお読みください。

習慣に大切なことは

①どこでなにをするのか?

今ある習慣に、習慣にしたい行動を鎖のようにつなげていくこと

 

きっと

夕飯を食べるという習慣があると思うので、これを利用します。

 

そして、①英語の勉強は部屋の勉強机で行うと決めます。

 

夕飯を食べる→部屋に行く→英語の勉強をする

という習慣の鎖にします。

 

これだけで習慣化がすんなり身につきます。

 

 

もっと加速させるために・・・

問題集をやるという行動をレベルに応じて数段階にわけます

今回は

① とても簡単

② 簡単

③ 普通

④ 難しい

⑤ これができたら最高

という5段階にわけます。

 

「⑤これができたら最高」が問題集10ページだとしましょう

「③普通」は問題集3ページ

その中間が④でいいでしょう。


一番重要なことは、「①とても簡単」 の設定の仕方です。

 

 

「①とても簡単」 は、どんな状態でも絶対にできること

 

どんな状態とは、

発熱していても、

すごく疲れていても、

部活が延長して本当に時間がなくても

という状態です。

 

例えば、問題集をひらく、だけでもいいですし

問題集の1行目を読む、でもかまいません。

 

前回のブログで言ったように


「自分は決めたことをする人」というセルフイメージを

植え付けさえすればうまくいくので

どんな状態でも絶対に完了できる行動にしましょう。

 

 


そして、これもとても大切なことですが


「①とても簡単」が数日続いても構わないということも忘れないでください。

 

いきなり成績UP,苦手科目克服ではなく

習慣化する

 →「自分は決めたことをする人」というセルフイメージを植え付ける

 →成績UP,苦手科目克服という流れを作ることです。

 

このサイクルを身につければ、

他の科目だろうが、

他のみにつけたい習慣だろうが

簡単に身につけることができます。


ぜひ、試してみてください