ねずみ色君おしごとですよ  馬場ライセンスへ その4 | 無事是名馬・無礼なしこれ人間<馬乗りのアバウトな記録>

またまた次の日。



今日は、カドリールの練習のため、クラブへ。




カドリールの練習で、いつもねずみ色に乗ってるタカさんがなぜか欠席。


それにあわせるかの様に、ねずみ色もお休み。



カドリールの練習が終るころには、周りは真っ暗になりました。



自分の乗った馬を手入したあと、




ねずみ色の厩舎へ。






厩舎は電灯が灯り、少しだけぼんやりとしています。




なんか少し明るめのトンネルの中を歩いているみたいだ。



そんな気がしました。



それは、単に、私がそういう心持ちで、



歩いていただけなのかもしれません。




そして、



ねずみ色のお家が近づくと、




ブヒヒヒーン




という声が聞こえました。


こっちを見ている様です。




あ、調子悪いんだな。


直感的にそういう気がしました。





とりあえず、お家にお邪魔して、


ねずみ色の様子を伺います。まーいつもよりは元気ないような気も。


えさ箱に漢方薬みたいなのが入ってるのをジョバジョバやり、


「ちゃんー、こんなんだぜ、ボクのエサー」


とでも言いたげです。




まーわかるけど、



とりあえず、


ゆっくりしとけや。




ほんとはあんたに乗るのが、一番無難なんだろうけど、



なんとかなる。なんとかなるぞ。




だから、


ゆっくりしとけば良い。また調子よくなったら遊ぼう。


無事是名馬でござるよ。             <続く>