こんにちは!
白根です。
今日の長岡は快晴です!
確定申告(税金を決める書類)が
終わったのもあって、
スッキリした気分です^^
お母さんとの雑談で話題にあがると
いつもビックリされることがあります。
それは、
ぼくが大学を卒業して
はじめての仕事が
「お寿司屋さん」
だということです^^
もちろん
「寿司職人」ではありません。
お寿司を握るのは、
何年も修行している
本当の職人さんがやっていました。
ぼくがしていたのは、
主に店舗運営(ホールでの接客やレジ締め)です。
勤務としては、
かなりハードでしたね ^^;
1日14時間くらい働いていました ^^;
ただ、また22歳という若さもあったし
“やる気”には満ちていたんですね。
はじめはアルバイトよりも
ぜんぜん仕事ができなかったので、
必死に仕事を覚えました。
上司やアルバイトに
叱られまくりの日々。
でも、1年が経つ頃には、
アルバイトの子たちとの信頼関係もでき、
仕事もできるようになっていました。
ところが、
そんなときです。
寿司職人のリーダー的存在の人から
衝撃的な言葉をもらったのは。
「白根、カウンターから見ていて、
おまえの一生懸命さは伝わってくる。
でも、おまえは(仕事で)いったい何がしたいんだ?」
その言葉をもらったとき、
はじめはすごくムカムカしたんですね。
(はっ?!言われたことを必死で覚えて、
1日中へとへとになるまで真面目に
働いてるっていうのに、何言ってんだよ。
あんたはカウンターで高見の見物かよ!)
言葉には出しませんでしたし、
出す勇気を持ちあわせていませんでした。
でも、そのムカムカと同時に、
言い表せないくらいのショックも受けたんです。
職人さんは、
「おまえは、仕事を通して何を実現したいんだ?」
という仕事の先に見えるビジョンのことを
ぼくに真剣に問いかけてくれたからです。
(あれっ、、、
オレって、、、
この会社でどうなりたいんだろう、、、?
この会社で何を実現したんだろう、、、?)
まったく答えが
浮かんできませんでした。
ここから悩みの日々が
はじまったんです。
(ヘトヘトになるけど、
お給料はそれなりにもらえる。
アルバイトとも
楽しく話せるし、
仕事もできるようになった。
でも、オレはいったい
何がしたいんだろう?)
職人さんに
真剣に問われなければ、
考えることもなかったかもしれません。
でも、考えてしまった。
そして、
考えれば考えるほど、
「お寿司屋さん」の店舗運営への
興味をなくしていったんですね。
「オレ、この仕事に
やりがいを感じてない、、、」
悩みはじめてからは、
それまで休日は
買い物やゲームや昼寝だったのが、
考え込む時間が増えていきました。
近くの公園でぼーーっと
1時間座っていたり、、、
本屋で他にどんな仕事が
自分に向いているのか
調べはじめたり、、、
----------------------
“想い”がない状態で
働いていても
“やりがい”を感じない
----------------------
ここからぼくの長い長い“自分探し”の旅が
はじまるわけですが、
長くなってしまったので、
またの機会にします^^
こんにちは!
白根です。
ブログに文章を書くのが
久しぶりです(^^)
いつの間にか
2月の中旬に入っていました!
新潟県長岡市で
ぼくが運営している
『親子塾えすてぃむ』の塾生が
増えてきたこともあって、
そちらにエネルギーを注ぎ込んでいたんですね。
ぼく自身、
顔を合わせて“対話”することに
ものすごーく価値を置いていることを
あらためて感じています。
土曜日は、
塾生の嬉しそうな表情を
また見ることができました。
親子塾に入って2ヶ月の
中学生のMちゃんが
教室に入ってきた早々、
Mちゃん:
「白根さん、なんかテストの点数上がってた(^^)」
白根:
「“なんか”上がってたんだね(^^)」
Mちゃん:
「うん!数学は前回と同じくらいだったけど、
それ以外全部上がってた!」
白根:
「お~!すごいじゃん!
Mちゃん、すごく楽しそうに勉強してたもんね。
さすがです!!
(ヒーローインタビュー風に)
今回は何をしたのがよかったですか??」
Mちゃん:
「え~っ、そうだなぁ(^^)
友達と問題を出し合いっこしたり、
あと今まではワークとかプリントを
“ただやる”だけだったのが、
“自分でできる”までやった!」
白根:
「すごいね~!
Mちゃんがそうやって、
自分のやってきたことを
言葉にできるのがすごい!」
Mちゃん:
「えへへ、次はもっといける気がする(^^)」
親子塾えすてぃむは、
目先の学校の成績やテストの結果よりも
「自己肯定感を育むための“道具”として、
勉強を使っている」
という考えを徹底しています。
ただ、
子どもの塾生が
“自分でやる”と決めたことについては
結果もつくれるようになっているんですね。
Mちゃんも
中学校に入ってはじめのテストから
少しずつ点数が下がっていったのが、
今回5教科で一気に67点も上がりました。
しかも、
大事なポイントは
Mちゃんが
「自分の力で結果をつくった」
と自信を高めているところです。
-------------------------------
親や先生が
“自分の手柄(てがら)”にしない
子どもが
“自分の手柄(てがら)”にできること
-------------------------------
手柄は、「達成感」と
言い換えることができるかもしれません。
親子塾なので、
Mちゃんのお母さんとも
もちろん個別セッションをしています。
Mちゃんががんばっている姿を
後ろから見守ってくださって、
「ほら、やればできたでしょ!」
という“声かけ”ではなく、
「がんばってたもんね~」
と優しく声をかけていました。
(お母さんの成長っぷりも
すてきなんです^^)
「がんばってたもんね~」
という“声かけ”は
結果ではなくプロセスを認めてあげる言葉なんですね。
この“声かけ”があると、
子どもは自分で決めたことを
自分でやり遂げることが
できるようになってきます。
親子塾では、
お子さん以上に
お母さん(もしくはお父さん)
と密接に関わらせていただいています。
不思議なことに
お母さんの変化に連動して
お子さんたちが
成長しはじめるんですね。
「がんばってたもんね~」
この“声かけ”は、
お母さんがお母さん自身にも
かけてあげてほしいと思います(^^)
“言葉マジック”の親子塾えすてぃむ
http://kotoba-magic.com
白根です。
ブログに文章を書くのが
久しぶりです(^^)
いつの間にか
2月の中旬に入っていました!
新潟県長岡市で
ぼくが運営している
『親子塾えすてぃむ』の塾生が
増えてきたこともあって、
そちらにエネルギーを注ぎ込んでいたんですね。
ぼく自身、
顔を合わせて“対話”することに
ものすごーく価値を置いていることを
あらためて感じています。
土曜日は、
塾生の嬉しそうな表情を
また見ることができました。
親子塾に入って2ヶ月の
中学生のMちゃんが
教室に入ってきた早々、
Mちゃん:
「白根さん、なんかテストの点数上がってた(^^)」
白根:
「“なんか”上がってたんだね(^^)」
Mちゃん:
「うん!数学は前回と同じくらいだったけど、
それ以外全部上がってた!」
白根:
「お~!すごいじゃん!
Mちゃん、すごく楽しそうに勉強してたもんね。
さすがです!!
(ヒーローインタビュー風に)
今回は何をしたのがよかったですか??」
Mちゃん:
「え~っ、そうだなぁ(^^)
友達と問題を出し合いっこしたり、
あと今まではワークとかプリントを
“ただやる”だけだったのが、
“自分でできる”までやった!」
白根:
「すごいね~!
Mちゃんがそうやって、
自分のやってきたことを
言葉にできるのがすごい!」
Mちゃん:
「えへへ、次はもっといける気がする(^^)」
親子塾えすてぃむは、
目先の学校の成績やテストの結果よりも
「自己肯定感を育むための“道具”として、
勉強を使っている」
という考えを徹底しています。
ただ、
子どもの塾生が
“自分でやる”と決めたことについては
結果もつくれるようになっているんですね。
Mちゃんも
中学校に入ってはじめのテストから
少しずつ点数が下がっていったのが、
今回5教科で一気に67点も上がりました。
しかも、
大事なポイントは
Mちゃんが
「自分の力で結果をつくった」
と自信を高めているところです。
-------------------------------
親や先生が
“自分の手柄(てがら)”にしない
子どもが
“自分の手柄(てがら)”にできること
-------------------------------
手柄は、「達成感」と
言い換えることができるかもしれません。
親子塾なので、
Mちゃんのお母さんとも
もちろん個別セッションをしています。
Mちゃんががんばっている姿を
後ろから見守ってくださって、
「ほら、やればできたでしょ!」
という“声かけ”ではなく、
「がんばってたもんね~」
と優しく声をかけていました。
(お母さんの成長っぷりも
すてきなんです^^)
「がんばってたもんね~」
という“声かけ”は
結果ではなくプロセスを認めてあげる言葉なんですね。
この“声かけ”があると、
子どもは自分で決めたことを
自分でやり遂げることが
できるようになってきます。
親子塾では、
お子さん以上に
お母さん(もしくはお父さん)
と密接に関わらせていただいています。
不思議なことに
お母さんの変化に連動して
お子さんたちが
成長しはじめるんですね。
「がんばってたもんね~」
この“声かけ”は、
お母さんがお母さん自身にも
かけてあげてほしいと思います(^^)
“言葉マジック”の親子塾えすてぃむ
http://kotoba-magic.com
おはようございます!
白根です。
お母さんが
“言葉マジック”の個別セッションを
終えたときのみ、
ぼくはお子さんへの
学習コーチングを
お引き受けしています。
そのときには、
お子さんの話を
じっくり聴くところから
はじめるんですね。
学校のこと
部活のこと
家族のこと
お母さんのこと
好きなこと
勉強のこと
勉強のことで困っているから
相談しにくるんですが、
問題は別のところにあることが
ほとんどです。
ただ今回は
勉強のことで
相談されたことを
書こうと思います^^
「白根さん、
オレ、勉強方法がわかんないから、
テストの点が毎回低いんです」
この相談、
すごく多いんですね。
「勉強方法がわからない」
でも、
ぼくはお子さんからの
この言葉を鵜呑みにしません。
もちろん
お子さんから出た言葉は
貴重なので、大切にします。
ただ、
真の悩みは
もっと深くの
隠れた部分にあるんです。
学習塾で
成果が出ないのは、
表面の言葉だけをさらって、
「じゃあ、勉強方法を教えよう!!」
と先生が意気込んでしまうんですね。
そして、
一生懸命に
“勉強方法”を教えて、
勉強をさせようとする。
お子さんが勉強嫌いになる
典型的なパターンです。
では、
「勉強方法がわからない」
ではない
「隠れた部分の悩み」
とは何か?
それは、
--------------------
どこの単元から
わからなくなったかが
(自分では)わからない
--------------------
つまり、
お子さん自身も
何が原因でできないのかが
わからない、
ということです。
その場合には、
どうしたらいいか?
答えは簡単です。
---------------------
どこからが
わからないかを
いっしょに見てあげる
---------------------
もしその
“どこから”がわかれば、
そこまで戻って
丁寧に学習していけば
“できる楽しさ”を
取り戻すことができます。
ちょっと具体的な例を
出しますね。
たとえば、
中学2年生で
連立方程式の文章問題まで
学校の授業が進んでいるとします。
ということは
定期テストでは、
「連立方程式の文章問題」
だけでなく
「連立方程式の計算問題」
も出ることになります。
ということは、
連立方程式の文章問題の“解き方”や
“勉強方法”を教える前に
大事なことがありますよね。
・・・・
そうです。
連立方程式の計算問題を
自分で解けるかどうかを
見てあげる必要があります。
さらに、
これだけでは不十分です。
もし、
「連立方程式の計算問題」が
できていないのなら、
ダメ出しをするのではなく、
もう1つ前の
「方程式の解き方」
まで戻ります。
さらに、
「方程式の解き方」が
うまくいかないのなら、
「分数の計算」
まで戻ってもよいでしょう。
(この分数がネックに
なっていることが多いです^^)
まとめると、、、
できないところがわかったら、
それを責めるのではなく、
どこからができないのか
見極めてあげる必要がある
ということなんですね。
これは、
お子さんに丁寧に寄り添う必要があるので、
ひとりひとりを見る時間がない
学校の先生や
集団型の塾の先生には
難しいことだとは思います。
でも、
難しいといって
放り出すのは
プロではありません。
そして、
お母さんがこういった
“学習コーチング”のスキルを
学びたいという人も
じつは増えてきています。
まとめると、、、
「勉強方法がわからない」
この言葉が
お子さんから出てきたら、
「どこからわからなくなったのかな?」
という“声かけ”が
すぐに実践できます。
そして、できれば
自信をなくしてしまった
原因の単元まで戻って
そこからまた一歩ずつ
進んでいくと
お子さんは自信になります^^
白根です。
お母さんが
“言葉マジック”の個別セッションを
終えたときのみ、
ぼくはお子さんへの
学習コーチングを
お引き受けしています。
そのときには、
お子さんの話を
じっくり聴くところから
はじめるんですね。
学校のこと
部活のこと
家族のこと
お母さんのこと
好きなこと
勉強のこと
勉強のことで困っているから
相談しにくるんですが、
問題は別のところにあることが
ほとんどです。
ただ今回は
勉強のことで
相談されたことを
書こうと思います^^
「白根さん、
オレ、勉強方法がわかんないから、
テストの点が毎回低いんです」
この相談、
すごく多いんですね。
「勉強方法がわからない」
でも、
ぼくはお子さんからの
この言葉を鵜呑みにしません。
もちろん
お子さんから出た言葉は
貴重なので、大切にします。
ただ、
真の悩みは
もっと深くの
隠れた部分にあるんです。
学習塾で
成果が出ないのは、
表面の言葉だけをさらって、
「じゃあ、勉強方法を教えよう!!」
と先生が意気込んでしまうんですね。
そして、
一生懸命に
“勉強方法”を教えて、
勉強をさせようとする。
お子さんが勉強嫌いになる
典型的なパターンです。
では、
「勉強方法がわからない」
ではない
「隠れた部分の悩み」
とは何か?
それは、
--------------------
どこの単元から
わからなくなったかが
(自分では)わからない
--------------------
つまり、
お子さん自身も
何が原因でできないのかが
わからない、
ということです。
その場合には、
どうしたらいいか?
答えは簡単です。
---------------------
どこからが
わからないかを
いっしょに見てあげる
---------------------
もしその
“どこから”がわかれば、
そこまで戻って
丁寧に学習していけば
“できる楽しさ”を
取り戻すことができます。
ちょっと具体的な例を
出しますね。
たとえば、
中学2年生で
連立方程式の文章問題まで
学校の授業が進んでいるとします。
ということは
定期テストでは、
「連立方程式の文章問題」
だけでなく
「連立方程式の計算問題」
も出ることになります。
ということは、
連立方程式の文章問題の“解き方”や
“勉強方法”を教える前に
大事なことがありますよね。
・・・・
そうです。
連立方程式の計算問題を
自分で解けるかどうかを
見てあげる必要があります。
さらに、
これだけでは不十分です。
もし、
「連立方程式の計算問題」が
できていないのなら、
ダメ出しをするのではなく、
もう1つ前の
「方程式の解き方」
まで戻ります。
さらに、
「方程式の解き方」が
うまくいかないのなら、
「分数の計算」
まで戻ってもよいでしょう。
(この分数がネックに
なっていることが多いです^^)
まとめると、、、
できないところがわかったら、
それを責めるのではなく、
どこからができないのか
見極めてあげる必要がある
ということなんですね。
これは、
お子さんに丁寧に寄り添う必要があるので、
ひとりひとりを見る時間がない
学校の先生や
集団型の塾の先生には
難しいことだとは思います。
でも、
難しいといって
放り出すのは
プロではありません。
そして、
お母さんがこういった
“学習コーチング”のスキルを
学びたいという人も
じつは増えてきています。
まとめると、、、
「勉強方法がわからない」
この言葉が
お子さんから出てきたら、
「どこからわからなくなったのかな?」
という“声かけ”が
すぐに実践できます。
そして、できれば
自信をなくしてしまった
原因の単元まで戻って
そこからまた一歩ずつ
進んでいくと
お子さんは自信になります^^