書棚の整理をしていたら、
なつかしい小説が出てきました。
その小説を見ていると、
ある記憶がよみがえってきます。
それは、ぼくにとっては
とてもあたたかい記憶です。
ぼくは勉強が嫌いな小学生でした。
友達と外で暗くなるまで遊んで、
母親に
「いま何時だと思ってるの!」
としかられる毎日。
中学に入ってからは、
今度は遊びが部活に変わります。
部活に打ち込み過ぎて、
成績はいつも中の下。
友達と外で遊ぶことと部活が、
そのころのぼくの“習慣”だったんですね。
ぼくには、同じ町内にひとりの親友がいました。
遊ぶときもいっしょ、
そして部活もいっしょでした。
多くの時間をともに過ごし、
とても楽しかったのを今でも覚えています。
彼は、ぼくと時間の使い方が
ほとんど同じ(ように見えた)なのに、
学校の成績はなぜかトップクラスでした。
「なんであいつは勉強ができるんだろう?」
ぼくはそれを不思議に思っていましたが、
口には出しませんでした。
ただ、その疑問が出てきてからは、
彼の行動を無意識に目で追うようになったんですね。
彼の家にはよく遊びにいっていましたが、
そのうちにひとつ気がつくことがありました。
それは、彼の部屋には
“本がものすごく多い”ということでした。
マンガ、
ファンタジー小説、
歴史小説、
サイエンス雑誌・・・
まあ、きたない部屋だったのですが(笑)
「おまえの部屋って、本多いよな。」
とぼく。
「そうか?
まあ、興味があるやつは買うようにしてるからな。」
と親友。
「ふーん。小説とかって、おもしろいの?」
とぼく。
ぼくは活字だけの本を
ほとんど持っていなかったのです。
「これ読んでみろよ。たぶんおもしろいぜ。」
と親友は、おもむろに一冊のファンタジー小説を
ぼくに渡しました。

小説を渡されたぼくは、
(うーんどうしよう・・・)
と、返答に困ります。
なぜなら、ぼくはそれまで
一冊も小説を読み通したことが
なかったからです。
ただ、その親友のことを、
すごいやつだ、と思っていたので、
その本は少し気になりました。
「これ、借りていってもいいか?」
とぼく。
「おう。面白かったら、続きを貸すから、また来いよ。」
と彼。
家に帰っても、
そのファンタジー小説を
すぐには開きませんでした。
マンガの世界にどっぷりつかっていたぼくは、
活字だけの本に抵抗感が強かったのです。
でも、寝る前に、少しだけ、と思い、
パラパラと最初のほうを読んでみました。
(ほほう。)
(ぼくが好きなTVゲームの世界に似てるな・・・。)
(剣と魔法とモンスターが出てくる・・・。)
(主人公、かっこいいかも!)
(こ、これは・・・おもしろいかもしれない。)
(なんだかワクワクする!!)
なんと、驚くべきことに、ぼくは、
ぐいぐいとそのファンタジー小説に
ひきこまれたのです。
活字だけの本を読むのって、
めんどくさいと思ってたけど、
自分の好きなストーリーだと、
こんなにもワクワクしながら読めるんだ。
結局、ぼくは、夜中の2時までかかって、
その本を一気に読破。
そして、続きが気になってしまって、
次の日には自転車で本屋へ行き、
その続きの小説を買ってきました。
このことがきっかけで、ぼくは
本を読むのが習慣になっていきました。
ファンタジー小説をまず全巻読み、
その次には、「三国志」という歴史小説も読み、
さらに、いろんな物語にものめりこみました。
そして、本を読むのが習慣になってきたとき、
おもしろいことが起こったのです。
なんと!
定期テストの社会の歴史の点数が
大きく上がったのです!
これは本当に偶然で、
ぼくが読んだ「三国志」の一部分が
歴史の範囲とたまたま重なったためです。
でも、単純なぼくは、
「本を読み続けると、成績も上がるのかもしれない。
これが親友が成績が上がる理由にちがいない!」
と勝手に思い込んで、
やる気になっていました。
そして、さまざまな過程はありましたが、
結果的にはぼくの成績はぐんぐん伸びました。
ただ後々、成績が良かったことを
親友の彼に聞いてみると、
「(本を読むのも)もしかしたら一理あるかもしれないけど、
オレはオレなりに予習とか進○ゼミとかやって努力してたんだ。」
だそうです ^ ^
このエピソードから、
ぼくはひとつのことを学びました。
それは、
意識的に習慣をつくれると、
いろんな良いことが連鎖して起こる
ということです。
“意識的に”というのがポイント。
習慣は、自然にできていくときも多いですが、
自分で選んでつくれるんだ
ということを知るのが重要なんです。
お母さんも、こどもといっしょに
新しい習慣をつくってみませんか?
その習慣がいつかどこかにつながって、
良いことが起こってきます。
食事のときには、テレビを消す
でもいいかもしれません。
お小遣いとは別に、
本屋に行ったら、一冊だけ好きな本を買ってあげる、
でもいいかもしれません。
“新しい行動”が“新しい習慣”をつくっていきます。
そして、“新しく良い習慣”が
人生を変えていきます。
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