温かいものの恋しい季節です。
スープにはパンが合いますね
何か付けるものも欲しいところです。
そんなこんなで、以前よりご要望をいただいていました「バターナイフ作り」を行いました。
お声がけいただいたのは、西荻窪の醸(かもし)カフェさん。
以前にもワークショップをさせていただいており、お箸・ミニスプーンに続く第3弾となりました。
材料はカエデの枝。
山の手入れで除伐されたものを使用しました。
今回は、ご参加の方の都合もあり、Myはし作りと並行してのワークショップとなりました。
割り箸の現状に絡め、間伐の必要性や山の利用についてお話しをして、作業に入ります。
始めに長さを切ります。
座りをよくする作業台を使って、しっかり固定しての作業です。
繊維を切った状態にして、彫刻刀で横方向から崩すように欠き取っていきます。
一からナイフで削るのは、とても大変な作業です。
荒取りを行うことで、安全かつ早く作業を行えるように考えています。
カフェでの作業風景も、お馴染みとなってまいりました。
バターナイフに戻り、カンナを使った横削りで、厚みを落としていきます。
刃と柄の境の部分を、カーブにあった彫刻刀で整えています。
ナイフで削る方もあり、このあたりも道具の好みで個人差が出てきます。
最後は紙やすりで仕上げ、椿の実で塗り上げます。
完成品は、コチラ
丸々とした枝から、バターナイフが削りだされました。
柄の部分に装飾も入り、よりオリジナリティーの出た作品となりました。
お箸もこの出来栄え。お見事です。
初の企画となった、バターナイフ作り。
無事カタチにすることができました。
次回は今週末、11/7(土)に江古田のWild Nature さんで開催します。
詳細・お申し込みは、イベントページよりご覧いただけます
森を育てるMyバターナイフ作り
参加者の方の感想
○初めての箸作り、思ったよりも難しく、見るとやるとでは違うと実感しました。
無事にできて良かったです。
○箸袋を作ったので、ぜひお箸もと思い、参加しました。
木を削るのも、楽しいですね。
○始めからナイフで削るのものと思っていたので、ノコギリが出てきたときはドキドキしました。
丸のままのままの枝から作るのは大変でしたが、その分色々な道具を使うことができ楽しかったです。
○別件でモヤモヤした気持ちのまま来てしまいましたが、夢中になるうち忘れてしまい、終わったらスッキリしてました。
自然な皮の感じを残した仕上がりも素敵で、今日は参加できて良かったです。