グアナファトには美術館や博物館もあり芸術も楽しめる町です。
私はリエゴ・リベラ博物館へ行きました。
壁画家そしてフリーダ・カーロ夫としても有名なメキシコのグアナファト生まれの画家です。
彼の生家が博物館になっており一階にはリベラ家の家具などがそのままの配置で展示されていて、二階以上にはディエゴ・リベラの作品が展示されています。
奥さんだったフリーダ・カーロの絵です。
フリーダ・カーロの映画を見てディエゴ・リベラの事を知りました。
フリーダが22歳でディエゴが42歳くらいの時に結婚し、周りからは美女と野獣のカップルと言われていたそうです。
確かに体格からして野獣のようですね。
この絵は誰なのかわからないのですがフリーダ・カーロの妹クリスティナではないか?と思うのですが。
ディエゴは相当な遊び人で女性をとっかえひっかえしていたそうです。
フリーダ・カーロの妹とも関係を持ったそうで(ほんとありえない)彼女の裸体の肖像画も描いたという記事を読みました。
酷い男ですよね!そんなに見た目が魅力的だとは思わないのだけれど、芸術家としての才能だったり、女性を惹きつける何かがあったのでしょう。
このアステカ文明のような額縁に飾られた絵の人物は誰だか分かりませんが、なんだか印象的だったので写真を撮ったのだと思います。
この作品はメキシコシティのディエゴ・リベラの壁画館にあるようなのですがなぜこの場所で撮影できたのか不明です。
ディエゴ・リベラと骸骨が手をつなぎ、その背後にフリーダ・カーロがいますね。
一階は写真撮影禁止だったのか撮り忘れたのか一枚も写真がありませんでした。
ディエゴ・リベラ博物館からすぐ近くにあるグアナファト大学
立派な建物でした。
日本の大学と交換留学もしているそうです。
トルティーヤ生地の機械を発見。
これは日本にもあるのだろうか?機械とはいっても出来立てだから美味しそうですね。
ランチはトルティーヤのスープとコロナビール
チーズとアボカドも入ってます。
そしてこれは何を注文したのか私は覚えていないのだけど
豚か鶏肉にモーレソースがかかったものでしょうか?
盛りつけの感じが東南アジアっぽいですね。
味も全く覚えていなくて、このお店はフラリと入ったのですが、店員さんも親切で良いお店でした。
基本的にメキシコ人は皆親切でフレンドりーなのだけど、グアナファトの生地屋さんでは若い女の子の店員さん達はみんな無表情で冷たかった。
陰で悪口を言われたり笑われたりなんて事は無かったのだけど、商品について尋ねても対応はするけど無表情で一切目を合わせてくれなかった。
生地屋にはアジア人客なんて滅多に来ないだろうし、興味があるけどそれを隠していたのか、緊張してたのかな?
店長らしき年配の女性はニコニコと親切だったし。
可愛い家。
こんな風に出窓に鉢植えを飾ってるのをよく見かけた気がする。
この黄色い建物バシリカ教会の中に入ってみました。
現在は分かりませんが当時は写真撮影可能でした。
椅子に座って暫くこの建物の内部や雰囲気を堪能しました。
親子で礼拝に来ていて、お母さんが子供に胸元での十字に切り方を教えていました。
仏教の場合は、手を合わせるだけなので簡単ですね。私が3才くらいの頃、祖母の家に遊びに行った時にお仏壇の前で手を合わせた時の事を覚えています。
小さい子供がやると可愛いからなのか、そこにいる家族や親せきのみんなが笑うんですよね。
私も甥っ子が小さな体でくしゃくしゃと手を合わせ一生懸命目をつぶってる姿を見ると可愛くて笑ってしまいます。
私がこのメキシコ旅行をしてた時は父親が余命半年くらいだと宣告されていました。
だから祈りをささげる人達を見ていると私も手を合わせ祈りたくなりました。
仏教徒のアジア人が教会で数珠を持って手を合わせ、お経を唱え祈り始めると周りはどのような反応をするだろう。
数珠は持っていなかったけど、私がここで何かお祈りするのは変なのかなと感じた。
今考えると別に変だとは思はないけど。
私のすぐそばにに座っている女性が泣きそうな顔をして祈っていた。
何を祈っていたのだろうか。
わからないけど泣きそうで悲しい表情をして祈る姿を見ていると、心が痛くなって教会を出た。
観光でフラリとこの教会に入った自分がなんだか失礼な感じがして恥ずかしくなった。
宿泊したホテルの近くの広場で演奏会がありました。
私が滞在したホテルにあるレストランのテラス席でもお客さんの座るテーブルを囲んでマリアッチが演奏をしていた。
私が見かけた時は男性客1人のテーブルに4人くらいのマリアッチのオジサンが演奏をしていた。
その男性客は気まずいのか機嫌悪くしてるのか、歓迎している雰囲気ではありませんでした。
私も1人で食事してていきなり回ってきて演奏されたらちょっと困るかもしれないです。
陽が沈みライトアップされたフレアス劇場。
メキシコ旅行の最初の場所がグアナファトだったのだけど、メキシコって芸術の国なんだなって思いました。
翌朝、長距離バスでグアナファトからメキシコシティへと移動しました。
つづく