メキシコで写真を撮りまくられた思い出 | 薔薇と王子のブログ

世界遺産の町グアナファトは小さな町なので観光しやすい場所でした。

 

ちなみにこのグアナファトという地名は先住民族のタラスコ族の言葉で「カエルのいる山がちな場所」(Quanax-juato)が語源だそうですby Wikipedia

 

こちらはCallejon del Beso

日本語で口づけの小道という意味です。

 

グアナファトは山の斜面に密集して建てられており、この小道では隣家同士、身を乗り出せば窓越しにキスができる距離だという事で

そのように名付けられたそうで、人気観光スポットの1つです。

隣家同士、犬猿の仲だった2件の息子と娘が恋に落ち、夜ごと2階に窓から身を乗り出してキスをしていたという伝説があるそうですよ。

 

ロマンチックですねドキドキ

 

本当の話であれば、この2人の恋の行方が気になりますね。

 

現在では観光地にもなってる事だし。

 

メキシコでも屈指の美しさと言われている、フアレス劇場(Teatro Juarez)

1903年に完成したそうで、内部の装飾には金が豊富に使用されているそうです。

 

私は中に入らなかったのですが、見学しておけば良かったなあなんて今さら思った。

 

週末には演劇やオペラ、クラッシックなどが上演されているそうです。

 

この劇場の前の階段に座って小売店で購入したサンドイッチを食べたのだけど

 

サンドイッチにハンバーガーのピクルスが入ってると思いきや、ハラペーニョだった。

 

日本でハラペーニョが入ったサンドイッチなんて食べたこと無いけど、メキシコでは当たり前なのかもしれない。

 

食を通してでもちょっとした文化の違いを見つけるのも海外を旅行してて楽しい。

 

私以外にも地元の人なども階段に座って会話をしたりと時間を過ごしていた。

 

小学生の団体がいて、社会科見学なのかなあとボンヤリ見ていると、ひとりの女の子が私に話しかけてきた。

 

スペイン語なので良くわからないが、Nombreと聞こえたので、私の名前を聞いてるのだと思い、答えた。

 

すると次々と他の子供達も集まってきた。

 

再びスペイン語で聞いてきたのだけど、Dondeと言ってるのが分かったので、どこから来たのか聞いてるのだろうと思い、日本だと答えた。

 

すると、その子が中国?と私に聞いた。

 

なのでノー、ハポンと答えた。

 

特にラテンアメリカの国々では中国も日本もごっちゃにされているようななで、しょうがない。

 

チーノ(中国人)=アジア人=日本人という感じだろう。

 

直ぐ側にいた小学生たちの先生が、子供達に中国と日本は違うのよと説明し、私に英語で、文化がちょっとミックスしてるのよね?

 

と言った。

 

さすが先生だな。先生まで東京が中国にあるという無知な人だったら私はがっかりしただろう。

 

1人の子供が写真を撮ってもいいかと聞いて来たので、いいよと答えると、他の小学生達も私の写真を撮り始めた。

 

 

みんな可愛いですよね。アジア人がどうやら珍しいようです。

 

私も写真を撮り返しました爆笑

 

先生も私を撮影。

 

みんな元気だろうか?

 

10年前なので今は二十歳くらいになっているのかなあ。

 

私を撮った写真はまだ残されているのかなあ。

 

私は10年経った今ここでブログにアップしていますが。

 

暫くして小学生たちは劇場の中へと入っていった。

 

するとまた子供がいたのですが、行進をしながら、みんなで口を揃えて大きな声で何かを言ってました。

 

写真手前に写る女性の羽織るストール。メキシコっぽさがありますね。

 

こちらはグアナファトのシンボルともなっているバシリカ教会です。

とても目立っていました。

 

少し分かりづらいかもしれないけど、グアナファトはこの写真のようにトンネル状の地下道があります。

これは古くからあった地下水路や銀の坑道道路代わりに現在では利用しているそうです。

 

治安上、徒歩での通り抜けはやめておいた方がいいと思いますが。

 

テンガロンハットをかぶりギターを肩から掛けているお爺さん。

これから、どこかでギターを弾くのでしょうか。

 

薬局屋の前の子供用のおもちゃの乗り物もレトロで好きです。

 

この壁の色が剥げている感じも歴史を感じさせてくれて風情がありますね。

 

ラテンアメリカのコロニアと言われる場所は大体こんな感じでどこも似ているとは聞いた事ありますが

確かにそうかもしれないです。

しかし日本では見ることのできない風景ですし飽きません。

 

それにグアナファトにはこのピピラの丘から美しい町並みを眺める事もできます。

夜になるとカンテラの明かりが灯りまた違う美しい景色を堪能できるようです。

 

やはりバシリカ教会は目立ちますね。

 

山の斜面に家が建てられているのが分かります。

 

なんか汚れた白い野良犬がすごい顔して足で体を描いていたので写真を撮ったのだけど分かりづらいな。

可愛かったけど汚れまくってたし噛まれて狂犬病にでも感染したら困るので触りませんでした。

 

こちら独立戦争の英雄であるピピラの像です。

この方について詳しくはわからないのですが当時は炭鉱夫であり本名はフアン・ホセ・マルティネスさんと言うそうです。

 

ピピラの丘には徒歩でも行けますが私はケーブルカーを利用しました。

すごく短いので徒歩で行っても良かったなあと思いました。


 しかし暗い時間帯は治安上ケーブルカーを使用したほうが良いそうです。




つづくおすましペガサス