※この記事は2006年春頃のmixi日記を再編集したものです。
現状とお間違いなく、回顧録としてお楽しみいただければ幸いです。

2006年5月11日の日記です。
老女宇宙…じゃなかった(すごい変換だな…爆)、篭城中のモコちゃんがきちんとご飯を食べられているかどうか、実はなかなか確認できなかったんですよね。 


というのも、3箇所にご飯とお水をセットしているものの、モコちゃんが出てこないで固まっている間に、食いしん坊チャーくんがモコちゃんの分まで食べちゃうもので…(^^; 

外出した後や、朝起きてカリカリ(ドライフード)の入れ物をチェックして、僅かながらに減っているのや、モコちゃんの抜け毛が器近くに落ちていたりエサに混じったりしていることで、「居ない間に食べたらしい」と判断するしかない状況でした。 

CDケースの裏に居たときにもそばにご飯を置いた事はあったのですが、それには目もくれずにいました。もっとも、そこで食べるにはどうしても人目に晒されるので、イヤだったのかもしれませんけどね。 

今居る場所は、このデスクトップパソコンのすぐ真裏なのだけれど、隠れているところを覗き込むには、物置と化したラックやイス、数々の箱や袋をぐるっと回り込んでいかなければならないため、人間に極めて近いところに居る割には、モコちゃんも落ち着いているようです。 

そこで、昨日辺りからご飯の与え方を少し変えてみました。 
ネコ缶を開けたら、半分はまずチャーくんに与え、がっついている隙に(笑)、残りの半分を別の容器に入れて、モコちゃんの隠れ家からよく見えるイスの下に置いてみました。その時、モコちゃんの目が見えるので、「モコちゃん。ご飯、ここに置くからね。ちゃんと食べるんだよ。早く食べないと、チャーくんにみ〜んな食べられちゃうよw」と声を掛けて、それからしばらくはキッチンなど、少し離れた場所にいるようにしました。 

すると、ガサガサっと紙袋を乗り越える音や、コツンコツンと器に首輪の鈴が当たっている音が聴こえてきました。ヤタッ!食べてる食べてる!!作戦成功です!!!カリカリも、チャーさんの主な食事場所には小さい器を置いておき、モコちゃんの近くに大き目の器を置いて、2匹で食べても大丈夫なようにしたら、これも時々、チャーくんの爆睡中にパリポリ音がして、食べてくれるようになりました。篭城中にご飯を食べず、高熱を出してぐったりしてしまうコもいるそうなので、食べたり動き回ったりしているのが確認できて、ひとまず安心しました。 


写真は、初めて見た寝室を探索中のチャーくんです。 
※この記事は2006年春頃のmi日記を再編集したものです。現在の状況ではありませんので、お間違いのないよう、回顧録としてお楽しみいただければ幸いです。

2006年5月11日の日記です。
昨日もモコちゃんはパソコン裏のスチールパイプ製本棚の下段に常駐していました。昼間はずっと眠っていたのか、ほとんど物音も聞こえませんでしたが、夕方、私が電話で友人と話しているときに、ひょこっと物陰から顔を覗かせました。 


その後、お昼寝から覚めたチャーくんが「猫缶くれ」と催促したので半分あげて、もう半分を別のお皿にとってモコちゃんの篭城場所付近においてみました。すると、大好きなササミの入ったご飯だったからか、私がキッチンに行ってしまって姿が見えずに安心したからなのか、珍しくよく食べてくれました♪ 

そしてYUMEさんが帰宅後、食事を終えてしばらくすると、背後でチリチリ♪と鈴の音が。チャーくんはプリンターの陰で爆睡しているので、これは明らかにモコちゃんです。鈴の音が近づいてきたので、二人で気づかない振りをしていると、どうやらキッチンへ入って行ったようです。私はケータイカメラを自分撮り用のレンズに切り替えて、メールでもしている振りをしながら(笑)、背後の様子を窺っていたのですが、自分撮り用のレンズだと解像度が低くて、暗い所は見づらいんですよね。 

で…、その見づらいカメラ(自分撮りモードだから、画面に映った画像も鏡状に反転していて、更に見づらい)で観察していたら、一瞬、寝室に入って行く黒い影が映ったんです(^^; 
見間違いかなぁ?と思いつつ、モコちゃんの常駐場所を見に行くと姿がない。じゃあ、やっぱりあの影はモコちゃん?? 

早速、寝室を探索に。しかし、ざっと見渡した限りでは見当たりませんでした。念のため、ベッドの頭の方にあるカーテンを触ってみたけど、反応なし。あれ〜?見間違い??と思いつつ、ダンナのベッドの脇を覗いてみると…窓際の細い隙間にキジ色の毛皮がすっぽりはまり込んでいます(笑)。出来ればそっとしておいてあげたいのですが、玄関に近い部屋なので脱走の危険があるため、可哀想だけれど元の場所へ誘導することにしました。 

「あらら…モコちゃん。こんな所に居たのね」と声を掛けながら背中をなでると、動揺して前を向いたり後ろを向いたり、困っておろおろしています。触った感じでも見た目でも、明らかにチャーくんよりひとまわりふたまわり小さかったです。なでてあげても、まだ心を開けずに居るので、嬉しくも気持ちよくもないらしく、後ずさりして、今度は玄関の傘立ての脇に逃げ込んでしまいました。「ごめんね。モコちゃん。お外に出て迷子になっちゃったら困るから、あっちのお部屋に戻ろうね」 

その言葉が通じたのかどうかは解りませんが、モコちゃんは尻尾を下げて、身体を低くしながら、「みゃぁぁぁぁ〜〜」とか細く鳴いて常駐場所へ戻って行きました。今もパソコンの後ろの方でチリリリ♪と時々鈴が鳴っているので、時々穴蔵から出てきて毛づくろいでもしているのでしょう。 

あ〜あ。せっかくいつもよりご飯を食べてくれたのに、また嫌われちゃったかな。でも、里親探しの世話役さんが「以前、2ヶ月も篭城して、人の起きている間は全く姿を現さなかった子が、ある日突然甘えん坊に変身したことがあったので、モコちゃんもそのパターンかもしれない」とメールをくれたのがせめてもの救いです。2ヶ月にはまだまだ時間がありますから(^^ゞ 
※この記事は2006年春頃のmixi日記を再編集したものです。現在の状況ではありませんので、お間違いのないよう、回顧録としてお楽しみいただければ幸いです。

2006年5月9日の日記です。
我が家にニャン☆さんたちがやってきてから、今日で17日。 
怖がりモコちゃんは相変わらず篭城しております(^^; 

最初は出窓のカーテン、次は冷蔵庫の上、その次は本棚上のCDケースの裏、そして今はパソコンデスク裏にある低い2段のスチール棚下段奥と、隠れ場所が見つかるたびに転々と場所を変えては引き篭もってしまいます。 

こんなんで、ホントに懐いてくれるのかなぁ…?と時々心配になるけれど、長いこと高い所に居続けたことを思えば、ようやく床に降りてきてくれただけでも進歩ですよね。 

そして、丁度2週間目くらいからだったでしょうか。ようやく人が起きている時間にもひょこっと顔を覗かせるようになったんです!最初はやはり物陰から顔を半分だけ(笑)。そのうち、顔を出しては引っ込めというのを繰り返しながら、ちょっとずつ前進してきて、パソコン用のイスの所まで出てきました。そこは私がリビングで常駐しているソファーの背と1メートルも離れていない場所なのです!! 

怖がってしまうといけないので、写真撮りたかったけど我慢しました。まん丸なお目目で、そろそろ〜っと出てきて、私たちを黙って見上げて…。「モコちゃん。よく出てきたね!えらかったね!!」と声を掛けると、自分に語り掛けられているのは何となく解るんでしょうね。目を細めたりしてみせるのです。 

でも、その場から進んでこないので、褒めた後は視線を外して背を向け、テレビを見ている振りをしました。すると、サササ〜〜っとキッチンへ行き、冷蔵庫の上に上がってしまいました。そして、前足でかしっかしっと、おトイレでの砂かけポーズをしたり、じ〜っとしてみたり、またかしかしやってみたりして、しばらくしたらまた降りてきたんです。これって…まさか…冷蔵庫の上をおトイレがわりに??なんだか、いや〜な予感(-"-; 

降りてきたと思ったら、また立ち止まって私たちを見ています。モコちゃんの方を向くとピタっと固まり、テレビの方を向くと前進するんですよ〜(笑)。何度かそれを繰り返して、何度目かにテレビの方を向いた隙に、たたたたぁ〜〜〜っとすごい速さで私のソファーの後ろを駆け抜けて、また本棚の奥の穴蔵へ帰っていってしまいました(T_T) その姿はまるで「ダルマさんがころんだ」状態で、必死に隠れて可哀想なんだけれど、あんまり可笑しくて笑ってしまいました(*^o^*)。