努力。 | 篠原冴美オフィシャルブログ「さみぃーるーむ」Powerd by Ameba

努力。

 
 
 
 
私は何をやってもだめな子。
 
 
昔からいくら努力しても
叶わなかったことばっかり。
 
 
 
芸能界を目指すことを決めて
スクールに通い初めた
小さい頃からずっと、
自分の気持ちを書くノートを
持ってた。
 
 
 
 
 
泣きながら殴り書きしたノートには
努力はむだだって書いてあった。
 
 
 
そのノートを見て
色々思い出した。
 
 
今思うと、努力をして
無駄なことはないと思う。
 
 
でもいくら努力しても
叶わないこともある。
 
 
だけどさ、結局は
成功した人は努力をしてきた人なんだよね。
 
 
私はあとどれだけ努力すれば
成功できるのかな。
 
 
言われてすぐできる子もいる。
 
 
 
けど、私は今まで
得意なことを
何一つ見つけられなかった。
 
 
 
器械体操、バレエ、ダンス
テニス、バドミントン、水泳
英語教室、公文、塾、演技
 
 
 
ママやおじいちゃんには
色々させてもらった。
 
 
 
だけどこの中に私が
得意なものはなかった。
 
 
人以上に努力しても
本気でほんとに頑張っても
 
覚えられなかったり
すぐ忘れてしまったり
追いつけなかったり
 
 
 
とにかく
怒られてばっかり生きてきた。
 
 
そのぶん自分が嫌いになっていった。
 
 
もっと要領よく産まれてきたら…
 
 
人生を別の人になって
もう一回生きれたら…
 
 
私は普通じゃない。
 
 
 
ママにもずっとそう言われて生きてきた。
 
 
1~10の数字を覚えることも
ずっとできなかったり色々
悩んで育ててきたんだって
 
 
 
私には得意なことあるのかな。
 
 
 
なんでこんなに
私はなにもできないのかな。
 
 
 
努力することは好きだった。
 
 
中学の頃の塾は本当に厳しいとこで
夏期講習中、以上なくらい
勉強した。
 
 
毎日毎日勉強して
どんどん勉強が好きになって
 
 
夏休み明けのテストが
楽しみになるぐらい。
 
 
ママにも、もう勉強やめてって
心配されるぐらい勉強した。
 
 
だけど夏休み明けのテストは
最低だった。
 
 
この時は
自分は頭がおかしいんじゃないかって
本気で悩んだし
辛かったし悔しかった。
 
 
これは高校2年のとき受けてた
演技レッスンでも同じことを
思った。
 
 
人と自分を比べちゃだめなことぐらい
わかってるけど
 
 
どうして自分は同じことしてても
こんなにできないんだろうって
いつも考えてた。
 
 
 
仕方がないじゃすまされないくらい
自分が嫌になる。
 
 
人間ってズルい。
 
 
私はなんにも持ってない…。
 
 
 
 
努力をするのも疲れた。
 
 
 
世界にルールがあるのが
もう嫌。
 
 
お金をいれないと
電車に乗れない。
 
 
テニスをするには
ボールが必要。
 
 
 
もうそんなルールさえ
なんにもなくなっちゃえばいいのに。
 
 
 
努力なんて言葉
世界からなくなっちゃえばいいのに…
 
 
 
 
 
 
 
正直、一生懸命生きてるのに
適当に見られることが悔しいんだ。
 
 
 
自分で自分を認めてあげるだけじゃ
満足できない
 
 
 
でも私はだれにも
認めてもらえない人間なんだ。