ニーチェのキーワードの一つに、「永劫回帰」または「永遠回帰」と呼ばれるものがあります。また「未来永劫」という日常語もありますが、いずれにせよ、永劫と永遠は同じ意味だと思っていました。
しかし、どうもそうではないようです。
「永劫(aevum)」とは、後期ラテン語のスコラ哲学の用語で、我々物質的存在にとっての有限の時間と、神々の永劫の時間のはざまを表す語。「永遠(aeternitas)」と「時間(tempus)」の間に位置する持続の尺度であり、天空の天使や聖人たちの存在形態を表わす。
「永劫回帰」か「永遠回帰」か。Kindle本では前者を採用していますが、再検討が必要みたいです。
